「朝は涼しいのに、外に出ると暑い…」9月の寒暖差で体調を崩さないために

こんにちは、

神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

 

ここ数日は、朝が涼しく過ごしやすいですね。

これくらいが続けばよいのですが…

一方で、日中はまだまだ暑く、通勤や外出をすると汗ばむこともあります。

さらに、この時期に気をつけたいのが、バスや電車の冷房です。

車内に入った瞬間、「寒い!」と感じるくらい冷えていることはありませんか?

そして、冷えた車内から外に出ると、「暑い!」と感じる。

実はこのような急激な温度変化が、9月の体調不良につながることがあります。

なぜ寒暖差で体調を崩しやすいのでしょうか?

私たちの体は、暑ければ汗をかいて体温を下げ、寒ければ血管を縮めて体温を逃がさないようにしています。

この体温調節には、自律神経が関わっています。

ところが、

「暑い外」

「冷房の効いた電車やバス」

「また暑い外」

という移動を何度も繰り返していると、体はそのたびに温度変化へ対応しなければなりません。

9月はさらに、朝は涼しい → 日中は暑い → 夜はまた涼しいという変化も加わります。

このような環境が続くと、

  • 体がだるい

  • 疲れが抜けない

  • 頭が重い

  • 肩や首がこる

  • 腰が重い

  • 手足が冷える

  • 寝つきが悪い

  • 夜中に目が覚める

など、「なんとなく調子が悪い」という状態につながることがあります。

もちろん、これらの症状には睡眠不足や疲労、暑さ、水分不足など、さまざまな原因があります。

すべてを寒暖差だけのせいにする必要はありません。

しかし、この時期は「温度差が大きくなっている」ということを意識しておくことが大切です。

特に気をつけたいのが「冷えすぎ」

通勤で電車やバスを利用する方は、冷房対策をしておきましょう。

ポイントは、「冷房を避ける」のではなく、「冷えすぎないようにする」こと。

暑い日は無理に冷房を我慢する必要はありません。

むしろ、暑い環境では適切に冷房を使うことが大切です。

ただ、車内が冷えていると感じる方は、

  • 薄手の上着を持っておく

  • ストールなどで首元を冷やしすぎない

  • 冷房の風が直接当たる場所を避ける

  • 汗をかいたまま冷房に当たらない

といった対策がおすすめです。

特に汗をかいた状態で冷房の風に当っていると、体が冷えやすくなります。

外に出たときは、いきなり動かない

冷房の効いた電車やバスから降りると、「暑い!」と感じます。

ここで急いで歩いたり、階段を駆け上がったりすると、体への負担が大きくなります。

駅やバス停から外に出たら、まず少しゆっくり歩いて、体を外の環境に慣らす。

これだけでも違います。

エスカレーターやエレベーターを使える場所では、無理をして階段を急いで上らないことも一つの方法です。

9月の寒暖差対策は「温度差を小さくする」

寒暖差そのものをなくすことはできません。

そこで大切なのが、体が受ける温度差をできるだけ小さくすることです。

① 脱ぎ着しやすい服装にする

朝が涼しいからといって厚着をすると、日中に暑くなってしまいます。

逆に薄着だけだと、電車やバスの冷房で冷えてしまいます。

そこで、「薄手の上着を1枚持っておく」のがおすすめです。

暑くなったら脱ぐ。

冷房の中では着る。

このように調整できる服装が便利です。

② 首・お腹・足元を冷やしすぎない

「寒い」と感じるときは、体全体を温めようとする必要はありません。

特に首元やお腹、足元などを冷やしすぎないようにしましょう。

冷房が直接当たる場合は、上着などで調整してください。

③ 朝起きたら少し体を動かす

朝が涼しくなると、体も少し動きにくく感じることがあります。

起きてすぐに激しい運動をする必要はありません。

布団の上で、

  • 足首をゆっくり動かす

  • 手を握ったり開いたりする

  • 肩をゆっくり回す

  • 深呼吸をする

など、1~2分程度体を徐々に動かしてみましょう。

「体を起こす」という感覚で十分です。

④ お風呂で体をリセットする

一日の終わりには、シャワーだけで済ませず、湯船につかるのもおすすめです。

ぬるめのお湯にゆっくり入ることで、体を温めながらリラックスできます。

ただし、長時間の入浴や熱すぎるお湯は体への負担になることがあります。

「汗をかくほど温まる」必要はありません。

気持ちいいと感じる程度に、ゆっくり温まる。

これくらいで十分です。

「体を温める」より「体を冷やしすぎない」

9月になると、「体が冷えているから温めなければ」と考える方もいます。

しかし、大切なのは必ずしも「温めること」ではありません。

暑いときには体を冷やす必要があります。

大切なのは、

暑いときは適切に冷やす。
冷房の中では冷やしすぎない。
涼しくなったら服装を調整する。

というように、環境に合わせて体温調節を助けてあげることです。

9月は「夏から秋への移行期間」

9月は、まだ夏の暑さが残っています。

しかし、朝晩には秋の気配も出てきます。

そのため、

「もう秋だから大丈夫」でもなければ、「まだ夏だから大丈夫」でもありません。

暑さ対策を続けながら、朝晩の涼しさや冷房による冷えにも対応する。

この時期は、そんな柔軟な体調管理が大切です。

「最近なんとなくだるい」

「朝起きると体が重い」

「肩や腰がいつもよりこる」

そんなときは、痛いところだけを見るのではなく、睡眠・疲労・運動量・水分・そして温度差も一度見直してみてください。

季節が変わる時期だからこそ、頑張りすぎず、その日の気温に合わせて体を調整していきましょう。

 

監修:柔道整復師 小國良成