暑い夏こそ要注意! 「冷え」が原因で起こる腰痛・肩こり・だるさを防ぐには

こんにちは。

神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

「夏なのに体が冷えるなんて…」と思われる方も多いのではないでしょうか。

実は、7月は暑さだけでなく『冷え』にも注意が必要な季節です。

梅雨の時期は気温が低い日があったり、本格的な夏になると一日中エアコンの効いた部屋で過ごしたり、夜は冷房や扇風機をつけたまま眠る方も増えます。

このような環境が続くと、知らないうちに体が冷え、肩こりや腰痛、膝の痛みなど、さまざまな不調を引き起こすことがあります。

今回は、そんな夏の冷えによる体調変化と、その対策についてお伝えしたいと思います。

夏に体が冷えてしまう3つの原因

① 梅雨冷え

梅雨の時期は雨の日が続き、気温が急に下がることがあります。

また、湿度が高いことで汗が蒸発しにくく、体温調節がうまくできません。

そのため、思っている以上に体は冷えやすい状態になっています。

② クーラー(冷房)による冷え

屋外は35℃近い暑さでも、室内は25~26℃に設定されていることも少なくありません。

この温度差を何度も繰り返すことで、自律神経は体温を一定に保とうと働き続けます。

その結果、自律神経が疲れ、体調を崩しやすくなります。

特にデスクワークなどで長時間同じ姿勢を続ける方は、血流も悪くなり、冷えの影響を受けやすくなります。

③ 寝冷え

寝苦しい夜は、冷房や扇風機を朝までつけっぱなしにする方も多いでしょう。

睡眠中は体温が下がるため、さらに冷気が加わることで筋肉が冷え、朝起きた時に

  • 首が回らない
  • 肩が重い
  • 腰が痛い

といった症状が現れることがあります。

冷えるとなぜ痛みが出るの?

体が冷えると血管が収縮し、血液の流れが悪くなります。

血流が悪くなると、筋肉へ十分な酸素や栄養が届きにくくなり、老廃物も溜まりやすくなります。

その結果、

  • 筋肉が硬くなる
  • 関節が動きにくくなる
  • 神経が刺激を受けやすくなる

ことで、肩こりや腰痛、膝の痛み、寝違え、こむら返りなどが起こりやすくなります。

また、冷えによって自律神経のバランスが乱れると、

  • 疲れが取れない
  • 頭痛
  • めまい
  • だるさ
  • 睡眠の質の低下

など、痛み以外の症状が現れることもあります。

夏の冷えで起こりやすい症状

  • 肩こり・首こり
  • 寝違え
  • 腰痛・ぎっくり腰
  • 膝の痛み
  • 足のむくみ
  • 足がつる(こむら返り)
  • 頭痛
  • 手足の冷え
  • お腹の不調(腹痛・下痢)
  • 疲労感・倦怠感
  • 睡眠不足・寝つきの悪さ

「夏バテかな?」と思っていた症状が、実は冷えによる影響だったということも少なくありません。

今日からできる夏の冷え対策

① 冷房の温度を下げ過ぎない

室温は26~28℃を目安にし、冷えを感じる場合はカーディガンやひざ掛けを活用しましょう。

② 首・お腹・足首を冷やさない

首・お腹・足首は冷えやすく、全身への影響も受けやすい部分です。

就寝時はタオルケットなどでお腹を覆い、冷風が直接当たらないようにしましょう。

③ 湯船につかる

暑い時期でもシャワーだけで済ませず、38~40℃のお湯に10~15分ほど浸かることで血流が改善し、筋肉もほぐれやすくなります。

④ 軽い運動やストレッチを行う

ふくらはぎや股関節を動かすストレッチや、20~30分程度のウォーキングは血流改善に効果的です。

⑤ 冷たい飲み物ばかり飲まない

冷たい飲み物の摂り過ぎは内臓を冷やし、体全体の冷えにつながります。

常温の水や温かい飲み物も取り入れるようにしましょう。

整骨院でできること

冷えによる痛みは、筋肉の緊張や血流の低下だけでなく、関節の動きや姿勢、自律神経の乱れが関係していることもあります。

当院では、痛みのある場所だけでなく、全身のバランスや関節の動き、筋肉の状態を確認しながら施術を行い、症状の改善と再発予防を目指しています。

忘れてはいけない熱中症対策

クーラーは悪者ではありません

ここまで「冷え」についてお話ししてきましたが、夏は熱中症を予防するためにエアコンを適切に使うことがとても大切です。

特に高齢の方は、暑さを感じにくくなっているため、「まだ大丈夫」と思っていても体温が上がり、気づかないうちに熱中症になることがあります。

そのため、暑い日には我慢せず、エアコンを上手に使いましょう。

ただし、問題なのは「エアコンを使うこと」ではなく、「体を冷やし過ぎること」です。

冷たい風が首や腰、お腹、足元に長時間当たり続けると、血流が悪くなり、筋肉が硬くなって肩こりや腰痛、体のだるさなどの原因になることがあります。

上手なエアコンの使い方

熱中症を防ぎながら冷え過ぎないために、次のような工夫がおすすめです。

  • 室温は26〜28℃を目安にする

  • 冷風が直接体に当たらないよう風向きを調整する

  • 扇風機やサーキュレーターを併用して室内の空気を循環させる

  • 薄手のカーディガンや腹巻き、ひざ掛けなどを利用する

  • のどが渇く前から、こまめに水分補給をする

「熱中症予防」と「冷え対策」は、どちらか一方ではなく、両方を意識することが夏を元気に過ごすポイントです。

まとめ

夏は熱中症対策も大切ですが「冷え」も見逃せない体調不良の原因です。

梅雨冷え、クーラーによる冷え、寝冷えが続くと、肩こりや腰痛、膝の痛みだけでなく、自律神経の乱れや疲労感にもつながります。

「朝起きると体が重い」「冷房の効いた部屋にいると肩や腰が痛くなる」「最近なんとなく疲れが抜けない」と感じる方は、夏の冷えが関係しているかもしれません。

小さな違和感のうちにケアを行うことが、痛みの悪化やぎっくり腰などの予防につながります。

もし痛みや体の重だるさが続くようでしたら、お気軽にご相談ください。

監修:柔道整復師 小國良成