梅雨明けこそ要注意!急な暑さで起こる体の不調と対策

こんにちは、

神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

今年も梅雨が明け、いよいよ、本格的な夏がやってきました。

神戸市北区は市街地にくらべると涼しい環境ですが、

梅雨明け後は一気に気温が上がり、湿度も高くなるため、体には大きな負担がかかります。

「最近、体がだるい」
「腰や肩がいつもより痛い」
「めまいや立ちくらみがする」
「夜ぐっすり眠れない」

このような症状がある方は、急な暑さや自律神経の乱れが関係しているかもしれません。

梅雨明けは、体が暑さについていけない時期

人の体は、少しずつ暑さに慣れていくことで汗をかきやすくなり、体温を上手に調節できるようになります。

しかし、梅雨明け直後は気温が急激に上がるため、まだ体が十分に暑さに慣れていません。

そのため、自律神経が休むことなく働き続け、疲れやすくなったり、体調を崩したりしやすくなります。

特に65歳以上の方は、体温調節機能や喉の渇きを感じる力が低下しやすいため、より注意が必要です。

これから注意すべき5つの不調

① 熱中症・脱水

熱中症は真夏だけではありません。

実は梅雨明け直後は、まだ暑さに慣れていないため、発症しやすい時期です。

喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分を補給しましょう。

大量に汗をかいたときは、水だけでなく塩分や電解質も適度に補給することが大切です。


② 夏バテ

暑さで食欲が落ちると、必要な栄養が不足し、疲れが取れにくくなります。

冷たい飲み物や食べ物を多く摂取しがちですが、胃腸が冷えて消化機能も低下します。

消化機能が低下すると免疫力も落ちて体調を崩しやすくなります。

冷たいものを楽しみながらも、味噌汁やスープなど温かい料理を一品加えるだけで胃腸への負担は軽減できます。


③ 腰痛・肩こり

「暑いからエアコンは我慢」

これは危険です。

熱中症を防ぐためには、エアコンを適切に使うことがとても大切です。

一方で、屋内で冷たい風を長時間浴び続けると、筋肉の血流が悪くなり、

  • 腰痛

  • 肩こり

  • 首の痛み

  • 関節のこわばり

などが起こりやすくなります。

室温は無理に低くし過ぎず、冷風が直接体に当たらないよう工夫しましょう。

薄手のカーディガンやタオルケットを活用するのもおすすめです。

姿勢をこまめに変えたり、軽い運動をして固まらないように心がけましょう。


④ めまい・立ちくらみ

脱水や血圧の変化、自律神経の乱れによって起こることがあります。

朝起きたときや立ち上がった瞬間にフラッとする方は、水分不足が隠れていることも少なくありません。


⑤ 睡眠不足

夜間も気温が高いと眠りが浅くなり、疲れが十分に回復しません。

睡眠不足は自律神経の働きを乱し、翌日の疲労感や腰痛、肩こりの悪化にもつながります。

睡眠を取りやすい環境を整えましょう。

「暑さ対策」と「冷え対策」の両方が大切

夏になると、「エアコンは体に悪いから使わない」という方もいらっしゃいます。

しかし、近年の夏は気温が35℃を超える日も珍しくありません。

熱中症を予防するためには、エアコンを上手に使うことが必要です。

エアコンは「温度」と「湿度」の両方を見ましょう

「エアコンは何度に設定すればいいですか?」

患者さんからよくいただく質問です。

実は、快適に過ごせるかどうかは温度だけでは決まりません。

大切なのは、「室温」と「湿度」のバランスです。

夏の目安は

  • 室温:26~28℃

  • 湿度:50~60%

このくらいが、多くの方にとって体への負担が少なく、熱中症予防にも適しているとされています。

湿度が70%を超えると汗が蒸発しにくくなり、体に熱がこもりやすくなります。

そのため、気温がそれほど高くなくても熱中症になることがあります。

逆に、冷房を強くかけ過ぎて24~25℃くらいまで下げてしまうと、筋肉や関節が冷え、腰痛や肩こり、足のだるさを感じやすくなることがあります。

北区では夜は無理にエアコンを使わなくても大丈夫な日もあります

北区は、市街地と比べると夜間の気温が低くなる日が少なくありません。

そのため、

「窓を開けるだけで涼しい」
「扇風機だけで眠れる」

という夜もあります。

そのような日は、無理にエアコンをつけ続ける必要はありません。

ただし、

  • 寝室の温度が28℃を超えている

  • 湿度が70%以上ある

  • 寝苦しくて何度も目が覚める

  • 朝起きたときに汗をたくさんかいている

このような場合は、体に熱がこもっている可能性があります。

睡眠中にも熱中症は起こるため、我慢せずエアコンを活用しましょう。

温度計・湿度計を置く習慣を

「今日は暑いかな?」

と感覚だけで判断すると、特に高齢になるほど暑さを感じにくくなり、熱中症の危険が高まります。

おすすめなのは、寝室やリビングに温度・湿度計を置くことです。

数字で確認する習慣をつけることで、エアコンを使うタイミングが分かりやすくなります。

冷え対策も

熱中症を防ぎながら、体を冷やし過ぎない環境をつくることが、腰痛や肩こり、自律神経の乱れの予防にもつながります。

暑さを我慢するのではなく、その日の気温や湿度に合わせて上手に調整し、元気に夏を乗り切りましょう。

そのうえで、

  • 冷風を直接浴びない

  • 体を冷やし過ぎない

  • 適度に体を動かす

  • 入浴で体を温める

  • 暖かいみそ汁やスープなどで胃腸を温める。

などを意識すると、冷えによる不調も予防しやすくなります。

 

まとめ

梅雨明けは、本格的な夏の始まりです。

しかし体にとっては、一年の中でも特に負担が大きい時期でもあります。

  • 熱中症・脱水を予防する

  • エアコンは我慢せず適切に使う

  • 冷え過ぎに注意する

  • 水分・栄養・睡眠をしっかりとる

  • 軽い運動やストレッチで血流を保つ

これらを意識するだけでも、夏の体調は大きく変わります。

「最近、腰痛や肩こりがひどくなった」「体が重くて疲れが抜けない」という方は、無理をせず早めにケアを行いましょう。

暑い夏を元気に乗り切るためにも、体の小さなサインを見逃さないようにしてくださいね。

 

監修:柔道整復師 小國良成