女性や子どもの膝の痛み
こんにちは、
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
「しゃがむと膝が痛い」
「階段を下りると膝が痛い」
「スポーツをすると膝が痛くなる」
女性や子どもにも、このような膝の痛みで悩んでいる方は少なくありません。
もちろん、膝の痛みにはさまざまな原因があります。
ケガや成長期によるもの、膝そのものに問題がある場合もあります。
しかし、膝の痛みがある方の動きを見ていると、私がよく感じることがあります。
それは、うまく使えていなくて、ひざに負担がかかっている。
今回は、特に女性や子供のひざの使い方を見直して症状の改善につながればと思います。
膝の「使い方」を見直してみませんか?
膝が痛くなると、「膝そのものに問題がある」と考えがちです。
もちろん、膝の痛みにはさまざまな原因があります。
一方で、日常生活やスポーツでの体の使い方によって、膝に負担が集中していることもあります。
今回は、特に見直してほしい「しゃがみ方」と「着地」についてお話しします。
しゃがむときは「膝」だけでなく「お尻」を使う
しゃがむときに膝がつま先より前に出た状態で深く曲げて体重を受けると、膝関節への負担が大きくなります。
そこで意識したいのが、ひざはつま先より前に出さず、おしりを後ろに引くことです。
お尻を後ろに引くと股関節が使いやすくなり、お尻や太ももの筋肉の力が発揮しやすくなります。
つまり、膝だけでしゃがむのではなく、股関節とお尻も一緒に使う。
これだけで、膝関節への負担を減らしやすくなります。

女性に多い「足を閉じたままのしゃがみ方」
女性の方にしゃがんでもらうと、
足を閉じたまま、膝を前に出してしゃがむ方をよく見かけます。
もちろん、足を閉じていても股関節は曲がっています。
ただ、この姿勢で膝をつま先より前に出して深くしゃがむと、膝への負担が大きくなりやすくなります。

そこで、
足を少し横に広げ、お尻を後ろに引いてしゃがんでみる。
すると股関節やお尻の筋肉を使いやすくなり、
「こっちのほうが膝が楽」と感じる方もいます。
足を広げることが目的ではありません。
股関節とお尻を使いやすくして、膝への負担を減らすことが目的です。

スポーツでは「着地の膝」に注目
子どものスポーツで特に気になるのが、ジャンプの着地です。
例えばバスケットボールで、
つま先は外を向いているのに、膝が内側に入ることがあります。
このような動きでは、膝にねじれを含んで負担がかかりやすくなります。
そこで、着地するときは、「膝を第2趾(足の人差し指)の方向に曲げる」ことを意識してみましょう。
膝を無理に外へ向けるのではなく、膝と第2趾の方向をそろえるメージです。
すると、膝から足首、足部までが連動しやすくなり、足裏や足趾で体重を捉えやすくなります。
着地の力を膝だけで受けるのではなく、足元からしっかり受け止めることにつながります。

まとめ
膝は、歩く・しゃがむ・走る・ジャンプするなど、必ず使う関節です。
大切なのは、膝だけに負担を集中させないこと。
しゃがむときは、ひざをつま先より前に出さず、お尻を後ろに引いて股関節を使う。
ジャンプの着地などでは、膝のお皿と第2趾(人差し指)の方向をそろえる。
この2つを意識するだけでも、体の使い方は変わってきます。
膝が痛いときは、膝だけを見るのではなく、「私は膝をどのように使っているんだろう?」と一度、自分の動きを確認してみてください。
膝を使わないのではなく、膝だけに頑張らせない。
それが、膝を大切に使うためのポイントです。
監修:柔道整復師 小國良成