足首のねん挫後に痛みが長引く理由 〜「腓骨」の動きが悪くなっているかもしれません〜

 

こんにちは、
神戸市北区にあります
小国整骨院の小国です。

「足首をひねってから、なんとなく違和感が残る」

「歩けるけど、動かすと痛い」

「昔のねん挫なのに、今でも不安定感がある」

このようなお悩みはありませんか?

足関節ねん挫はとても多いケガですが、実は“靭帯だけ”の問題ではないことがあります。

その中でも重要なのが、「腓骨(ひこつ)」という骨の動きです。

実は、ひざや股関節の痛みの原因にもなり得ることも!

今回は、そんな腓骨の動きについてお伝えしたいと思います。

腓骨とは?

足のすねには、

  • 太い「脛骨(けいこつ)」

  • 外側にある細い「腓骨」

の2本があります。

腓骨は細い骨ですが、足首の安定にとても重要な役割があります。

特に外くるぶしは、この腓骨の一部です。

 

Image

 

 

足首のねん挫で何が起きる?

多くの足首のねん挫は、「内側にひねる」ことで起こります。

すると、

  • 外側の靭帯

  • 関節包

  • 筋肉

  • 腓骨周囲

に強いストレスがかかります。

この時、腓骨がわずかにズレたり、動きが悪くなることがあります。

レントゲンでは異常なしでも、細かな可動性低下が残っているケースは少なくありません。

腓骨の動きが悪いとどうなる?

腓骨は歩行時やしゃがむ動作で、わずかに上下へ動いています。

ですが、ねん挫後に硬くなると、

  • 足首が詰まる

  • 正座しにくい

  • 階段で痛い

  • 不安定感がある

  • 何度もねん挫する

  • ふくらはぎが張る

などの症状につながることがあります。

特に、「痛みは少ないけど動きにくい」という方は、腓骨の動きが関係していることがあります。

なぜ再発しやすいの?

ねん挫後は、

  • 靭帯

  • 感覚センサー

  • 筋肉の反応

が低下しやすくなります。

すると、足首がうまく支えられず、また同じ方向にひねりやすくなります。

さらに腓骨の動きが悪いままだと、足首全体のバランスが崩れやすくなります。

大切なのは「安静だけ」ではない

ねん挫後は、

「とりあえず湿布」

「腫れが引いたら終わり」

になりがちです。

ですが実際には、

  • 足首の関節の動き

  • 腓骨の可動性

  • ふくらはぎの柔軟性

  • バランス能力

まで回復させることが重要です。

自分でできる対策

無理のない範囲で、

  • 足首をゆっくり曲げる

  • ふくらはぎを伸ばす

  • 片足立ちをする

  • 足指を動かす

なども役立ちます。

ただし、

  • 強い腫れ

  • 熱感

  • 強い痛み

  • 体重をかけられない

場合は無理せず、まず医療機関での確認が大切です。

最後に

足首のねん挫は、軽く見られやすいケガです。

ですが、

「昔のねん挫が今も残っている」

という方は意外と多くおられます。

特に、

  • 何度もねん挫する

  • 足首が硬い

  • 外くるぶし周囲が張る

  • 歩くと違和感がある

という方は、腓骨の動きが関係しているかもしれません。

早めにケアをして、再発予防につなげていきましょう。

監修:柔道整復師 小國良成