筋肉が原因の腰痛とは?
こんにちは。
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
「レントゲンでは異常がないのに腰が痛い」
「動くと痛いけど、じっとしていると少し楽」
このような腰痛は、
👉 筋肉や筋膜が原因の腰痛(筋筋膜性腰痛)
であることが多いです。
今回は、そんな筋筋膜性の腰痛についてお伝えします。
■ 筋筋膜性腰痛とは?
簡単に言うと、
👉 筋肉がかたくなり、うまく動かなくなって痛みが出ている状態です。
関係が深い筋肉は、
- 背中(脊柱起立筋)
- お尻(中殿筋・大殿筋)
- 股関節の前(大腰筋)
などです。
■ なぜ筋肉が痛くなるのか?
主な原因は3つあります。
① 使いすぎ
長時間の立ち仕事や中腰姿勢で、筋肉が休めない状態になります
その結果、
- 血流が悪くなる
- 疲労がたまる
- 筋肉がかたくなる
→ 痛みにつながります
② 動かなさすぎ
座りっぱなしや運動不足でも、筋肉は固まります
- テレビを見る時間が長い
- 外出が減った
- デスクワークが多い
こういった方に多いです。
③ 姿勢の崩れ
- 背中が丸い
- 頭が前に出ている
- 骨盤が後ろに倒れている
この状態では、一部の筋肉だけが頑張り続けます
→ これが痛みの原因になります
■ 見落とされがちな原因
胸郭(肋骨まわり)の硬さ
腰痛の方の多くに共通しているのが、胸郭の動き(可動性)が悪いことです。
■ なぜ胸郭が大事なのか?
本来、体の動きは胸郭 + 股関節 + 腰で分担しています。
しかし、胸郭が硬くなると…動きの負担が腰に集中します
■ 結果どうなるか?
- 腰の筋肉に負担が集中
- 筋肉がかたくなる
- 痛みが出る
👉 腰は結果的に痛くなっているだけです
■ 胸郭が硬くなる原因
- ストレス・・・ストレスを抱えると背中が丸くなります。
- 猫背 ・・・普段の身体の使い方
- 運動不足・・・座っていることが多いなど
これにより、肋骨が動きが悪くなり呼吸も浅くなります。
■ 症状の特徴
筋筋膜性腰痛には特徴があります。
- 動き始めが痛い
- 同じ姿勢でいるとしんどい
- 動きだすと楽になることが多い
- 押すと痛い場所がある
👉 この場合、筋肉が原因の可能性が高いです
■ 改善のポイント
筋筋膜性腰痛は、
👉 ほぐすだけでは改善しません
① 筋肉をゆるめる
- お風呂で温める
- 軽いストレッチ
- やさしく押さえる
👉 強くやりすぎないこと
② 動かす
ゆるめた後に動かさないと、
筋肉を緩めても同じ姿勢が続くなど動きがないと、すぐ元に戻ります
- 歩く
- 深呼吸をして胸郭を動かす
- 股関節を動かす
③ 胸郭を動かす(ここがポイント)
・深呼吸をして肋骨を動かす。
・体を左右にひねる
・背中を伸ばす
👉 「みぞおちから動かす」意識が大切です
④ 股関節を使う
特に重要なのは、腰ではなく股関節で動くこと
これが意識できると再発が減ります。
■ まとめ
筋筋膜性腰痛は、
👉 筋肉の使い方の問題で起こる腰痛です
- 使いすぎ
- 動かなさすぎ
- 姿勢の崩れ
- 胸郭の硬さ
- 股関節の使い方
これらが重なって起こります。
■ 最も大切な考え方
腰痛の改善は、
👉 「腰を治す」ことではありません
👉 体の動きの分担を取り戻すことです
その中でも、
- 胸郭
- 股関節
この2つが動くようになることが、非常に重要です。
監修:柔道整復師 小國良成