梅雨が明けて、猛暑到来!こんな時こそ見直したい「食事・入浴・睡眠」の正しく効果的な取り方
こんにちは。
神戸市北区の小国整骨院の小國です。
今年は、例年になく短い梅雨が明け、いきなり猛暑な夏がやってきました。
連日30度を超える猛暑日が続き、外に出るだけでも体力を奪われますよね。
「なんとなく体がだるい」
「夜、寝つきが悪い」
「食欲がわかない」
そんな不調を感じていませんか?
実はその原因、暑さそのものよりも、暑さに対応しきれない生活習慣にあるかもしれません。
そこで今回は、”夏を元気に乗り切るための「食事・入浴・睡眠」”の正しい取り方をご紹介します。
当たり前の生活習慣を見直す参考にしていただけますと幸いです。
① 夏の「食事」は、涼しく・軽く・バランスよく!
暑いと、つい冷たい麺類やアイスばかりに頼ってしまいがちです。
しかし、それでは栄養が偏り、胃腸も冷えて体調を崩しやすくなります。
🌟 夏バテを防ぐポイントは3つ!
-
温かい汁物を1品加える
例えば「具だくさんの味噌汁」「中華風スープ」など。内臓が冷えすぎるのを防げます。
温かい汁物は出来るだけ毎食とるように心がけましょう。(熱中症予防に必要なナトリウム(塩分)の摂取になります。)
-
「まごわやさしい」を意識する
ま:豆、ご:ごま、わ:わかめ、や:野菜、さ:魚、し:しいたけ、い:いも。
これらを少しずつ毎日取り入れることで、栄養バランスが整います。
-
1日2ℓを目安にこまめな水分補給
汗で失われる水分とミネラルをこまめに補いましょう。
麦茶や水がおすすめです。
コーヒーや緑茶は利尿作用があり、ジュースやスポーツドリンクは糖分過多ですので飲み過ぎに注意。
✅ 食欲がない朝は、温かいお味噌汁とおにぎりだけでもOK!消化が良く、体に負担をかけません。
② 「入浴」はぬるめのお湯で副交感神経をオンに!
暑いと、ついシャワーだけで済ませてしまう方も多いと思います。
ですが、シャワーだけでは汗や疲れが取れにくく、かえってだるさを残してしまいます。
🌙 夏こそ「ぬるめのお風呂」にゆっくり浸かる
-
温度は38~40度がおすすめ
-
10~15分ほど半身浴でじんわり汗をかく
-
入浴前後は必ず水分補給を!
- 毎日とは言いませんが週に2~3回は入浴することを心がけて
お風呂に入ることで、副交感神経が優位になり、心と体がリラックスします。
経験上、自分では気づいていないけれど、疲れやすい方は普段から力みがちで、シャワーだけで過ごしている確率が高いです!
結果的に、夜ぐっすり眠れるようになりますよ。
✅ お風呂に「塩」をひとつまみ加えると、汗が出やすくなり体が温まりやすくなります。
③ 睡眠は「質」が命!エアコンは我慢しないで
寝苦しい夏の夜。寝ても疲れが取れない…そんな方は「室温」と「光」がポイントです。
🌛 良質な睡眠を取る3つのポイント
-
エアコンは適切に使う
最近は夜間も外気温が30度近くあり建物も熱くなり、室温が下がりにくいです。
就寝時は26~28℃設定で除湿モードが快適。タイマー設定をせず一晩中つけておく方が熱中症予防になります。
-
寝る1時間前はスマホやテレビをOFF
強い光は脳を覚醒させます。できるだけ照明を暗めにして、体を「おやすみモード」にしましょう。
-
日中、軽い運動を取り入れる
日中に適度な運動(たとえば夕方の散歩やストレッチ)をしておくと、自然と夜眠くなります。
✅ 昼寝は30分以内に。夕方以降は寝すぎないよう注意!
📝 まとめ
-
食事は「温・軽・バランス」
-
入浴は「ぬる湯で副交感神経をオン」
-
睡眠は「エアコン・光・生活リズム」がポイント
こうして見ると、どれも特別なことではありません。
でも、この「当たり前」を夏仕様に少しだけ見直すだけで、毎日の元気がぐんと変わってきます。
夏の不調は「暑さ」よりも「疲れの蓄積」が原因になることが多いです。
なんとなく体が重い、寝てもスッキリしない…そんな時は無理せず、自分をいたわる生活を。
当院では、夏の体の不調や冷え、睡眠リズムの乱れに対応した施術も行っています。
お気軽にご相談くださいね。
監修:柔道整復師 小國良成