季節の変わり目に体調を崩すのはなぜ?〜発熱・腹痛・だるさが増える理由〜
こんにちは,
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
先週は、
「発熱が出た」「お腹の調子が悪い」「なんとなくしんどい」
といった体調不良の訴えが多かったです。
実はこれ、季節の変わり目にとても多い現象です。
では、なぜこの時期に体調を崩しやすくなるのか?
今回は、春先の体調不良についてお伝えしたいと思います。
① 寒暖差による自律神経の乱れ
春は1日の中でも気温差が大きく、朝晩は寒く、昼は暖かい日が続きます。
この変化に体が対応しようとして、自律神経がフル稼働します。
しかし…
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体温調節がうまくいかない
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血流が不安定になる
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内臓の働きが低下する
その結果、
- 発熱っぽさ
- だるさ
- 腹痛や食欲不振
といった症状が出やすくなります。
② 胃腸の疲れ(見落とされやすい)
春は意外と胃腸の不調が増える季節です。
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環境の変化によるストレス
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食生活の乱れ
-
冷たいものの摂取
こういった影響で、胃腸が弱ると
- お腹の張り
- 下痢・便秘
- 腹痛
が起こりやすくなります。
さらに重要なのが、内臓の疲れは体のだるさや腰痛にもつながるという点です。
③ 呼吸が浅くなる(意外と重要)
寒暖差やストレスがかかると、無意識に呼吸が浅くなります。
すると、
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酸素がうまく取り込めない
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体が回復しにくい
-
疲れが抜けない
といった状態になります。
特に、背中が丸くなる姿勢(頭が前に出る姿勢)の方は要注意です。
④ 免疫力の低下
上の①〜③が重なると、体の防御力(免疫)が落ちます。
その結果、
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風邪のような症状
-
発熱
-
ウイルスにかかりやすい
といった状態になります。
「急に体調を崩した」と感じても、実は少しずつ弱っていたケースがほとんどです。
■ 今の時期に大切な対策
① 体を冷やさない(特にお腹・首)
春は暖かく感じても、体の中はまだ“冬モード”です。
この時期に体を冷やすと、
- 内臓の働きが低下
- 血流が悪くなる
- 免疫力が下がる
といった状態になります。
特に大事なのがこの2ヶ所です。
- お腹(内臓)
- 首(自律神経の通り道)
■具体的な対策
・薄着になりすぎない(1枚羽織る)
・寝る時にお腹を冷やさない
・首元を冷たい風にさらさない
「少し暑いかな?」くらいがちょうど良いです
② 湯船につかる(自律神経を整える)
シャワーだけで済ませていませんか?
湯船につかることで、
- 血流が一気に良くなる
- 筋肉がゆるむ
- 副交感神経が働く
つまり、回復モードに切り替わります
■ポイント
・38〜40℃くらいのぬるめ
・10〜15分つかる
・寝る1〜2時間前がベスト
熱すぎるお風呂は逆に交感神経が優位になるので注意
③ 軽く体を動かす(血流を上げる)
「しんどいから動かない」は逆効果です。
動かないと、
- 血流が悪くなる
- 回復物質が回らない
- だるさが長引く
という悪循環になります。
■おすすめはこれだけでOK
・その場で足踏み30秒
・軽く背伸び
・ゆっくり歩く(5〜10分)
ポイントは「頑張らないこと」
④ 呼吸を整える
見落とされがちですが、かなり重要です。
体調を崩している方はほぼ例外なく、 呼吸が浅くなっています
呼吸が浅いと、
- 酸素不足
- 回復力低下
- 自律神経が乱れる
という状態になります。
■簡単な方法
・鼻からゆっくり吸う(4秒)
・口からゆっくり吐く(6秒)
・これを5回
胸ではなく「お腹」が動くのが理想です
⑤ 胃腸を休ませる
体調を崩している時は、
👉 「しっかり食べないと」は逆効果なこともあります
胃腸が疲れていると、
- 消化にエネルギーを使う
- 回復が遅れる
- だるさが続く
という状態になります。
■対策
・消化の良いもの(おかゆ、スープ)
・冷たいものを控える
・食べすぎない
👉 「少し物足りない」が回復を早めます
■ まとめ
季節の変わり目に体調を崩すのは、
-
寒暖差による自律神経の乱れ
-
胃腸の疲れ
-
呼吸の浅さ
-
免疫力の低下
が重なって起こります。
「年のせいかな…」ではなく、体のバランスが崩れているサインです。
早めに整えてあげることで、大きな不調を防ぐことができます。
監修:柔道整復師 小國良成