デスクワーク中の腰痛から解放される方法
こんにちは、
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
腰痛は、我々の社会で広く見られる問題の一つで、男性でも女性でも経験する人が多い症状です。
実際、国民の10人に1人が腰痛を経験したことがあると言われています。
この記事では、特にデスクワークをしている方々に向けて、座っていると発生しやすい腰痛に焦点を当て、その症状や原因、そして対策について詳しく説明します。
座っているとおこる腰痛の症状と原因
腰がダルくなる、重くなる、張ってくる
座りっぱなしの長時間のデスクワークは、血流が悪くなり、筋肉に疲労物質が溜まり、栄養素が不足するため、腰が疲れ、硬くなります。
脚がしびれてくる
これは坐骨神経痛の可能性があり、腰や骨盤から出る神経が圧迫されてしびれを引き起こしています。
姿勢が腰痛の主な原因です。正しい座り方や体の使い方を知ることが、この問題の解決に役立ちます。
姿勢との関係
【腰痛:菊池臣一著より参照】
姿勢は腰痛の発生に大きな影響を与えます。
立位では股関節、ひざ、足首の関節で重心を調整しやすいですが、
座位では腰の周りの筋肉が負担を受け、筋肉の緊張が増します。
また、上の図のように悪い姿勢(前かがみに座ることや片方に重心をかけること)は、
骨盤と背骨に圧力をかけ、腰にストレスをかけます。
座り方
背骨を後ろから見て真っ直ぐに近いほど、
横から見て重たい頭の位置と背骨が垂線に近いほど楽に過ごせて
腰痛をおこしにくくなります
このとき、腰(後ろ)に力がかかる(重心を感じる)のではなくて、おへその下(前)(丹田)に力がかかる(重心を感じる)ことが意識できればベストです
対処法
筋肉の血流を改善する
筋肉が硬くなったり疲労したりした場合、定期的な休憩を取りながら、姿勢を変えて活動しましょう。
また、冷えることで血流が悪化するため、暖めることも重要です。カイロ貼ったり、自宅では、お風呂でリラックスしましょう。
大腰筋のストレッチ
座りっぱなしのデスクワークをしている場合、大腰筋を伸ばすストレッチが役立ちます。次の方法で試してみてください:
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- 脚を前後に広げ、後ろ脚のひざを床に降ろす。
- 体重を前に移し、後ろ脚の股関節前部がストレッチされるのを感じます。
- このポジションを10秒間保ちます。左右2〜3回繰り返します。
腹筋の強化
腹筋は腰をサポートし、姿勢の改善に役立ちます。
特に腰痛や尿漏れの問題がある場合、腹筋を鍛えることが重要です。
次の「ドロウイング」エクササイズを試してみてください:
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- 上向きに寝転がり、ひざを曲げます。
- お腹の下に手を置いて、お腹を膨らませるように深呼吸します。
- 吐きながらお腹を収縮させるように息を全部吸いきると、お腹が引き締まります。
- これを10回繰り返します。
まとめ
腰痛と姿勢の関連について説明しましたが、一番重要なのは、姿勢をこまめに変えることが簡単にできる方法であるということです。
デスクワーク中の腰痛を防ぐためには、日常生活に取り入れられる健康的な習慣が重要です。
長い目で見れば、大腰筋のストレッチや腹筋の強化が非常に効果的であり、コツコツと続けてみてください。
そして、腰痛が持続する場合は、専門家の診断とアドバイスを受けることをお勧めします。
腰痛から解放され、デスクワークをより快適に過ごすために、適切な対策と対処法を活用してください。