胃腸の冷えと腰痛

こんにちわ
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

まだまだ残暑厳しい日が続いていますね!

熱中症予防でこまめな水分補給をするのは良いのだけど、ついつい冷たいものを過剰に摂取していませんか?

エアコンによる冷えや、寝ているときに脚やお腹を露出して冷やしたりしていませんか?

お風呂も暑いし、ついついシャワーで済ませていませんか?

お盆休みで生活のリズムが崩れていませんか?

そうした夏のつけや疲れが出やすくなるのがこの時期です。

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 このような冷えた生活を送っていると胃腸を崩しやすくなります。

実は、胃腸が弱るとそれらを支えている筋肉が硬くなり、それに影響されて血流が悪くなり腰周辺の筋肉も硬くなってきます。

その状態をつづけていることで腰痛リスクが高くなります。

 特に起床時の腰痛でお困りの方はご注意を!

また、胃腸が弱ると免疫力も低下します。

コロナの予防にもしっかりと、胃腸の調子を整えましょう!

胃腸を整えるには

冷えた胃腸を温めてあげましょう。

温かいものを食べる

夏場は、温かい食べ物や飲み物が敬遠されがちになりますが

朝は、ホットコーヒーにしたり、味噌汁をのんだりと、出来れば毎食、温かいものを何か取るようにしましょう。

消化の良いものを食べる。

刺激物は控える。

お風呂で温める

特に夏場は、シャワーで済ませがちです

特に、クーラーの効いた室内で過ごされている方は入浴を!

外で過ごされている方も疲労回復には有効です。

毎日がお勧めですが、週に2~3回でも浸かるようにできればと思います

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入浴によるヒートショックプロテイン(HSP:Heat Shock Proteins)の効果

ヒートショックプロテインとは、

傷んだ細胞を修復する特徴を持った「タンパク質」で「熱ショックタンパク質」とも呼ばれる

人間の細胞のなかに、元々あるタンパク質の1つです。

体に熱刺激が加わったとき、つまり体温の上昇するタイミングで作られる(あるいは増える)ことから、ヒートショック(熱ショック)という名前がつけられています。

 

ヒートショックプロテイン(以下、HSP)の効果

痛んだ細胞を修復する

免疫力を高める

コラーゲンの生成を増やす

代謝を活発にする

50℃のお湯で「野菜が元気」になった?

しおれたレタスを約50℃のお湯に約2分間浸すと、HPSが増えて細胞が強化され、シャキッと新鮮さを取り戻す現象があります。

これは、熱(ヒート)による刺激(ショック)によって、野菜の細胞が活性化したためです。

体の「HSPを増やす」には?

HSPは、熱ストレス(約40℃~42℃)で最も効果的に増加するため、入浴がお勧めなわけなんです。

自律神経を整える

*規則正しい生活リズム

*昼はまだ暑くても朝晩は冷えてきますので、お腹や脚の冷えには注意しましょう。

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まとめ

この時期、腰痛でお悩みでしたら是非、胃腸を整えてみてください!

しかし、胃腸を刺激するのは、食べ物や冷えだけではありません。

ストレスも胃腸の働きに大きく関わってきますそのストレスを取り除かないと腰痛がスッキリとしないことも珍しくありません。

方法は様々で良いので、うまくストレスを発散してくださいね!

監修:柔道整復師 小國良成