40代男性に多い腰痛(ぎっくり腰)
当院に来院される腰痛でお困りの男性は、
40代の方が多く、慢性的な痛みより
急性の痛みギックリ腰になって来られる方が多いです。
特によくあるのが、
物を拾い上げようとか、洗顔時など前に曲げたときに腰に違和感を感じ、
その後段々と痛みが強くなり、お仕事や日常生活に支障をきたして治療を受けにこられるケースです。
先日、ご来院された方も同じ様なケースで、建築のお仕事で普段はデスクワークが多い中、
現場の仕事を手伝ったときに腰に違和感を感じ、その後段々と痛みが強くなってきたそうです。
症状
動作により痛みがある
前に曲げる
後ろに反らす
捻じる
立ち座り
荷重したとき
歩行時
くしゃみ、せき
また、腰が抜けるように感じたり、
力が入りにくいと訴えることもあります。
痛む場所
腰より下のお尻よりの
骨盤の関節(仙腸関節)を指し、押さえると圧痛があります。
原因
元々、股関節の可動性がかたいことが多く
前に曲げるのも
股関節やひざを使わずに
腰から曲がって使っている方が多いようです。
腰が折れるような姿勢、
膝を伸ばして下の物を拾ったり、顔を洗うなど
このような使い方をすると
骨盤の関節(仙腸関節)がゆるみ、
背骨の歪みや捻じれがあると
その時に変な力がかかりやすく
関節が引っかかったような状態になり
痛みや動きの制限を起こします。
治療
〇骨盤の関節(仙腸関節)の動きを改善
〇股関節の動きの改善
〇歪み、捻じれの改善
引っかかりを解除すると
痛みや動きが改善していきます。
治療後の注意
治療後、痛みはすぐに改善しませんが動きやすくなります。
無理は禁物ですが、日常生活レベルで出来る範囲で動くようにすると治癒が早まります。
まとめ
重たいものを持ち上げようとするときは、
用心して使うのですが、軽いものを拾うときや洗顔時など不意に曲げた時などに痛めるようです。
使い方のコツは、
頭を下げずに、腰を下ろして使いましょう!
体幹を固定して、股関節やひざを使いましょう。
先日、ご来院された方は、元々、腰痛持ちで
季節の変わり目にギックリ腰になるそうで
年に3~4回起していたそうです。
同じ様に腰痛でお悩みでしたら、
私と一緒に治療に取り組んでみませんか?
まずは、ご相談からで結構です。
監修:柔道整復師
小国良成