高齢者に増えている「神経の難病」 — 身近になってきた体の変化に気づくために —
こんにちは、
神戸市北区の小国整骨院です。
今回は少し個人的なお話も含めて書かせていただきます。
実は、私の母はパーキンソン病、
父は進行性核上性麻痺という病気です。
その影響もあり、病院や介護施設の方とお話しする機会があるのですが、
最近、「高齢者の神経の難病の方が増えている」という話を聞きました。
そこで、今回は神経難病についてお伝えしたいと思います。
■ 神経の難病とは?
神経の難病とは、脳や神経の働きが少しずつ低下していく病気です。
例えば、
・パーキンソン病
・脊髄小脳変性症
・筋萎縮性側索硬化症
・進行性核上性麻痺
などがあります。
これらの病気は、
👉 ゆっくり進行する
👉 完全に治すことが難しい
という特徴があります。
高齢化が進む中で、こうした病気は決して珍しいものではなくなってきています。
■ 最初は「年のせい」と思いやすい
神経の病気は、はじまりがとても分かりにくいです。
・動きが遅くなった
・歩きにくくなった
・体がこわばる
・手が震える
こういった変化は、
👉 「歳のせいかな」と思ってしまいやすい
ところが実際には、神経の働きの変化が関係していることもあります。
■ どんな症状が出るのか?
症状はさまざまですが、「動き」に関わるものが多いです。
・安静時に手が震える
・体が固くなる
・歩きはじめに足がすくむ
・動きがぎこちない
また、
・力が入りにくい
・細かい作業がしづらい
といった変化も見られます。
進んでくると、
・転びやすくなる
・食事でむせる
・話しにくくなる
など、生活に影響が出てきます。
■ 日常生活で起こる困りごと
神経の難病で一番大きいのは、できていたことが少しずつ難しくなることです。
例えば、
・立ち上がるのに時間がかかる
・歩きにくい
・転びやすくなる
また、
・ボタンが留めにくい
・字が書きにくい
といった細かい動きにも影響します。
こうした変化が重なると、
👉 生活の範囲が少しずつ狭くなっていきます。
■ 知っておいてほしい大切なこと
神経の難病は、「どう関わっていくか」がとても大切な病気です。
治療や薬についても、
・症状を軽くする
・生活しやすくする
ことを目的に行われます。
ただし、人によって合う・合わないがあり、副作用が出ることもあるため、一人ひとりに合わせた判断が必要になります。
■ 見逃したくない体の変化
急に症状が進んでいくわけでは無いので強く不安になる必要はありませんが、
こんな変化があれば少し注意してみてください。
・片側だけ動きにくい
・歩き出しが遅い
・よく転ぶようになった
・体がこわばる
・安静時に手が震える
また、
・食べ物が飲み込みにくく、むせやすい
・話しにくい
といった変化も大切なサインです。
■ 整骨院としてできること
整体では病気そのものを治すことはできませんが、
・体のこわばりをやわらげる
・動きやすさを保つ
・痛みを軽くする
といったサポートは可能です。
■ 最後に
神経の難病は、 誰にでも起こりうる身近な体の変化の一つです。
そして、小さな違和感から始まることが多い病気でもあります。
「なんとなく動きにくい」
「少し前と違う気がする」
こうした感覚は、年齢のせいだけではありません。
大きな心配をする必要はありませんが、ご自身の体の変化に気づくことはとても大切です。
気になることがあればご相談ください。
日々の変化を大切にすることが、これからの生活を守ることにつながります。
監修:柔道整復師 小國良成