酸素不足が及ぼす体への影響

こんにちは。
神戸市北区にあります、小国整骨院の小國です。

先週は、体調を崩し、治療をキャンセルされる方が続きました。

体調崩されるにはいろんな原因があると考えられますが、ここ数日間は、天気が崩れ、雨の日が続きましたがこの天候で酸素不足になり体に影響を与えているのも原因のひとつだと考えます。

そこで、酸素不足が与える体への影響について書いてみましたので参考にしていただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。

雨(低気圧)が引き起こす体への影響

①雨が降ると低気圧になり、上昇気流が起きるので、空気中の酸素濃度が薄くなります。
酸素濃度が低くなると、酸素不足になり、体に影響を及ぼします。

自律神経が乱れる
通常、日中は交感神経が優位になり、活動的になりますが、低気圧で酸素不足になると、副交感神経が優位になり、体を休めようとします。
すると、体が動かずだるく感じます。

代謝機能の低下
自律神経が乱れると、体の代謝機能を正常にコントロールできません。

 

酸素不足(酸欠)が及ぼす体への影響

人は、呼吸によって体に酸素を取り入れ生きています。

低気圧で、酸素濃度が低かったり、
また、姿勢が悪かったり、過度のストレスを受けると、呼吸が浅くなり、体に取り入れる酸素量が少なくなり酸素不足(酸欠)になります。

酸素不足で起こる症状

酸素の役割は、体の臓器や器官を構成する各細胞のエネルギーを作るのに必要不可欠な存在です。
酸素不足でエネルギーが枯渇してしまうと
臓器や器官の働きは悪くなり体に影響を及ぼします。

集中力の低下
脳は、全身の臓器や器官の中で最も酸素を消費します。
酸素不足になると脳の働きが鈍くなり集中力が低下します。

代謝の低下
エネルギーを供給することも有害物質の排出も上手く出来なくなり、血行不良や浮腫がおこりやすくなります。

疲労の回復ができなくなります。

臓器や器官の働きの低下
酸素不足になると自ずと臓器や器官の働きも低下します。

 

酸素不足を解消するには

呼吸しやすいように体を整える
姿勢が悪く、歪みがあると、
胸郭の動きが悪く、
呼吸が浅くなります。
整体により体が整うと呼吸しやすくなり酸素を吸いやすくなります。

酸素カプセルやボンベを利用する
酸素カプセルやボンベなどでは、
高濃度の酸素を吸うことで、酸素不足を解消します。

セルフケア

腕のストレッチ

腕の力こぶの筋肉を伸ばすことで丸くなった姿勢が伸びやすくなります

親指を下に向けた状態で後ろに壁などを利用して力こぶの筋肉を伸ばします

10秒×2回 左右両方行う

 

深呼吸

まず肺にある空気をすべて吐き出します

「ふー」と細く長く、すべて吐き出します

 

すべて吐きだすと、自動的にいっぱい吸います。

鼻から吸います

これを、3~5回繰り返します。

座りぱなしなど同じ姿勢が続いた後などに行ってください。

まとめ

低気圧になると酸素濃度が低くなり体に悪影響を及ぼす。

酸素は体のエネルギーとなるので、うまく接収できないと様々な症状をひきおこす。

しっかりと呼吸をできる身体にしておくことが健康でいるために重要である。

つまり、姿勢は見かけだけでなく健康に生活するうえで極めて重要である。

 

姿勢が悪くて、呼吸が浅いとお困りでしたらご相談くださいませ。

 

監修:柔道整復師 小國良成