自粛疲れ解消ケア
緊急事態宣言発令中ですがいかがおすごしでしょうか?
テレワークにも慣れてきたでしょうか?
外出先も制限されて中々、羽も伸ばせずにストレスをため込んでいませんか?
ある調査によると、コロナウィルス感染拡大を機にテレワークや在宅勤務を行っている20〜50代の約3割が肩凝りや腰痛など、体に不調を感じているようです。
通勤などで歩いていたけども在宅勤務でそれさえもしなくなり、さらに運動不足の方が多いようです。
また、家でテレワークや在宅勤務となると、それに合った机や椅子があると良いのですが、
床に座ってするなど、疲れやすい環境でされている方も多いのではないでしょうか。
椅子や机の高さなどが合ってないかったり、床で座って作業をしていると姿勢が崩れやすくなり、
そんな姿勢を続けていることで肩凝りや腰痛のリスクが高くなります。
実は、歪みは…
元々、体は、左右対象ではありません。
右利き、左利きがあるように、骨盤も右に捻れていたり左に捻れていたりと歪みは誰にもあります。
ある程度の許容範囲内なら問題はないのですが...
それを超えると違和感を感じ、やがて痛みを伴います。
体が歪むと、ある筋肉が過剰に働く箇所がす出てきます
例えばバットを片手で真っ直ぐに立てて持つのと、少し倒して持つのとでは
どちらが楽に持てるか容易に想像することができますよね
体も同じです。
そうなると良く働く筋肉は硬くなり、その影響で血流が悪くなり
その先にある部位は血流不良で疲労が取れないなど影響が広がり痛みを伴うことも!
では、許容範囲を超えないためにはどうすればいいのというと、
普段の使い方に気をつけることが大切です。
- 片側に倒れたり、捻れた姿勢は避ける。
- 脚を組むことを止める、もしくはこまめに左右の脚をかえる。
- テレビやpcは、正体(正面で見る)することが望ましい。
特に注意すべきはスマホです。
スマホを長時間みていませんか?
小さい画面を凝視することで眼精疲労や肩凝りを起こしやすく、姿勢も注意が必要です!
そこで、自粛疲れを解消し身体のバランスを整えるセルフケアをご紹介します。
①体幹、肩、股関節の運動
足は、肩幅よりやや広く着きリラックスしてでんでん太鼓のように右に左に捻ります。
左右に5回づつ繰り返します。
②手足交差前屈
左右を交差して前屈することで骨盤のバランスを整え、背骨の捻れを修復します。
両足、両手を交差します。
両足の爪先は出来るだけ揃えます。
両手は、へその前で交差します。
手、足は同じ側が前にくるように揃えます
そのままの姿勢を崩さずに前屈します。
反動をつけずに腰が曲りきったところで一旦しっかりと止めて(2秒)から戻します
左右の手、足を変えて3回づつ繰り返します
③股関節の前の筋肉のストレッチ
座っていると縮んでくる筋肉をストレッチします。
足を前後に開き
後のひざを床に降ろします
後足の股関節の前の筋肉がストレッチされます。
気持ちが良いところで10秒間伸ばします。
まとめ
運動も中々できず、遊びにもいけず、大人も子供も自粛疲れがピークを迎えているかも知れませんね。
しかし、そんな時だからこそ生活リズムを整え、身体のバランスも整えてウィルスに負けないように免疫力を維持しましょう!
監修 柔道整復師 小國良成