肩甲骨の内側(けんびき)が痛いタイプの肩凝り解消法

こんにちは、神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

最近ご来院されたッ女性患者さんが続いて、腰痛と肩凝り、股関節痛と肩凝り、ひざ痛と肩凝りと主訴は別ですが、もれなく肩凝りが付いていました。

さすがは女性の有訴率ナンバー1の肩凝りです。

ただ、それぞれ症状は違いがありました。

 

肩凝りにも①首から付け根が痛くて辛いタイプといわゆるけんびきと言って②肩甲骨の内側が痛いタイプがあります。

①のタイプは短時間でも悪い姿勢をしてると凝ってきます。

②のタイプは慢性的に負担をかけて凝り固まっていることが多いように感じます。

 

今回は、この②のタイプの肩甲骨の内側が痛い肩凝りについて書いています。

きっと肩凝りでお困りの方のお役に立てると思いますので是非お読みください。

 

 

 

肩甲骨の内側の筋肉がゴリゴリ、その原因は?

肩甲骨の内側のゴリゴリしたその正体は、筋肉が硬くなったもです。

では、何故そうなるのか

  1. 姿勢が悪い 
  2. 動きが少ない
  3. 疲労困ぱい

 

姿勢が悪い

肩凝りを訴える方は、十中八九姿勢が悪いです

では、どんな姿勢が良いかというと

肩凝りを治療するのに大前提になるのは頭の位置です。

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いかに頭を良いポジションにするかということです。

ちょっと想像していただきたいのですが、ボーリング玉を頭上に持ち上げたとします。

真っ直ぐ、真上だと支えられても少しでも前や横、後に傾くと支えるのが大変ですよね!

それと同じで前に倒れているから後にある首や背中の筋肉に必要以上の力がかかる訳です。

なので、重たい頭を真上に持ってくると筋肉にかかる負担は減り肩凝りは軽減されるのです。

動きが少ない

筋肉のエネルギーは血液によって運ばれ、また使い終わったエネルギーの残骸(老廃物)は血液やリンパによって除去されるのですが、そういった代謝をよくするには筋肉の動き(伸縮)か必要です。

しかし、肋骨があって背中の筋肉は動きが少なくなりがちです。

そうなると老廃物が溜まり栄養が滞って、筋肉が硬くなり肩凝りを起こします。

 

疲労困ぱい

デスクワークでも立ち仕事でも首から腰にかけて疲労が溜まってきます。

そこに運動不足にが加わると血流が滞りやすく疲労が溜まったままで益々スッキリしません。

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肩甲骨の内側のゴリゴリ筋肉を緩める解消法とは?

では、そんなゴリゴリ解消法のご紹介します。

頭の位置を戻すために、肩を後に戻す

いわゆる巻き肩になると頭が前に倒れてきます

それを戻します。

肩甲骨はがしも硬くなった筋肉をストレッチをして緩むのですが肩甲骨の内側が緩むと余計に前にいきやすくなるため、その後に下記のトレーニングをすることで巻き肩の予防になります。

 

肩甲骨周辺の筋肉のトレーニング

①手のひらを出来るだけ外に向けるように捻じったら肩甲骨が背骨に寄ってきます。

最も寄せたところで肩甲骨の内側に力をいれてその位置を10秒キープします

  両方とも3回繰り返します

 

 

肩甲骨の内側に力を入れることで胸の前の筋肉が緩み肩甲骨が後に戻ります。すると頭の位置も後に戻ってきます。

 

猫の体操

四つん這いになり猫のように

頭を下げた背中を出来るだけ上に持ち上げ10秒キープします。

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頭を上げて背中を出来るだけ下に下げ10秒キープします。
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背骨の動きを改善していきます。

 

まとめ

気付いたらで結構なので頭の位置を注意して負担の少ない姿勢をとってあげましょう。

肩甲骨の内側のゴリゴリは筋肉が固まってできたものですので筋肉を動かすことで解消してきます

同じ姿勢で固まらないようにご注意ください

 

監修:柔道整復師
小国良成