肩凝りや腰痛を改消するのに必要な○○の動き

こんにちは神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

肩凝りや首こりでお困りの方のお身体を診せていただくときに

頭を後ろに倒してもらうと、首の付け根につまり感や痛みを感じる方が多いです。

そのような場合、こんな姿勢になっていることが多いです。

 

頭が前に倒れて首が真っすぐで湾曲がない(ストレートネック)

肩が前に出てる(巻き肩)

背中が背中が丸い(猫背)

 

普段、スマホをいじっているとき、デスクワーク、車の運転など、長時間、同じ姿勢をしていることで段々と姿勢が崩れてきます。

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姿勢の崩れに大きな影響を与えているのは・・・

姿勢の崩れには背骨の動きや歪みが影響しています。

背骨の動き

背骨は、頸椎(7)、胸椎(12)、腰椎(5)に分けられて、椎骨が積み木のよう重なっています。( )内の数は椎骨の数です。

動きとしては、前後の動き、横の動き、捻じれる動きがあります。

しかし、1つの椎骨と椎骨の間の動きは僅かで、いくつも重なって大きな動きになります。

頸椎の特徴

胸椎や腰椎に比べて全てにおいて動きやすい。

捻じる動きは、ほぼ頭よりのところで起こります。

胸椎の特徴

肋骨があるために動きが制限される。

前に曲がるが後ろに動きにくい。

腰椎より捻じる動きがしやすい。(上部の胸椎)

腰椎の特徴

前後に動きやすい

捻じる動きは、実はわずかな角度しか動かない(腰椎5つで15度程度である)

(そのため野球やバレーボールなどスポーツで疲労骨折がよくおこる)

頸椎、胸椎、腰椎の中で、動きが少ないのは、胸椎です。

前に曲がりやすく後ろに曲がりにくいことから、その代償として頸椎や腰椎に動きの負担がかかり過剰に働くため、肩凝りや腰痛に繋がっていきます。

そこで、胸椎と肋骨や胸骨を含んだ胸郭の動きを改善していくことで

首こり、肩凝り、腰痛も改善していきます。

※因みに、背骨の歪みは、脚や股関節、骨盤の影響により、横に倒れたり、捻じれたりしてますので、足を組んだり、片側に荷重したりは、

姿勢が崩れやすくなりますので出来るだけ避ける方が良い訳です。

胸郭のセルフケア

①肩甲骨の内側の筋肉のトレーニング

肘をのばして、手の平を後ろ側に向けるように捻じっていきます。

すると、肩甲骨が背骨に寄ってきけン恍惚が出来る限り寄せたところで顔を手の方に向けます。

10秒間キープします。

これを片側3回します。

これをすることにより肩甲骨が後ろに寄りやすくなり、また、胸椎が伸びやすくなり、胸が開いて深い呼吸がしやすくなります。

 

 

②ストレッチタオル

 ストレッチポールならぬストレッチタオル

 バスタオルをクルクルと巻きその上に寝転ぶだけです。

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寝転ぶときは、ひざを立てましょう。(90秒)

これをすることにより胸郭(胸椎、肋骨、胸骨で構成されたもの)が動きやすくなります。

また、頭の位置も後に下がって猫背の改善に効果的です。

 

まとめ

理想は、豹のように、背骨が波打つように動くと良いのですが・・・

背骨は、積み木のように重なって、関節1つづつの動きは小さいですが、それが重なると可動域が大きくなります。

前に曲げたり、後ろに反らしたり、捻じったりと、どこか1ヶ所だけで動かそうとしないで

背骨全体で動かすイメージを持って動かしてください。

動かすイメージを変えるだけで可動域は変化します。