立ち上がる時のびさ痛の原因と対処法
こんにちは。神戸市北区にあります。
小国整骨院の小國です。
先日、ご来院いただいた
70代男性は左ひざの痛みで
お困りでした。
特に椅子から立ち上がるときに
痛みが気になるそうです。
今回は、
そんな立ち上がるときの
ひざの痛みの原因と対処法について
ブログを書きました。
同じように、
立ち上がるときのひざの痛みで
お困りの方がいらっしゃると思います。
ぜひ参考にしていただければ幸いです。
立ち上がるときのひざの痛みの原因
立ち上がるときの膝の痛みの原因は、
痛む場所や立ち上がり方など
条件が違えば原因も様々です。
今回ご紹介するのは、
70代男性の患者さんの場合です。
今回の患者さんは、
立ち上がるときに、
ひざのお皿の周辺に痛みがありました。
立ち上がるときは、
手摺りなどを持って立ち上がっていました。
気になったのは、
立ち上がり方より、座り方で、
浅く椅子にかけて
骨盤が後傾(後ろに倒れる)して
背もたれにもたれていました。
この座り方によって、
太腿の前の筋肉が引っ張られた状態になりお皿が押し付けられた状態で
立ち上がっていました。
そこで、
立ち上がる前に
太腿の前の筋肉を緩めてから
立ち上がっていただくと
痛みは解消されました。
立ち上がる時のひざの痛みの対処法
太腿の前の筋肉を緩める。
ひざブラ体操
手を組んで脚を持ち上げてひざから下をブラブラとするだけです。(30回くらい)
皮膚を動かす
太腿の前の皮膚を股関節からひざに向かって動かしてひざの前の皮膚に弛みをもたらす。
ひざをつま先より前に出さないように立ち上がる
立ち上がる時にひざがつま先より
前に出ると、
ひざの関節にストレスがかかって
痛みを誘発しやすくなります。
正しいスクワットのやり方でも
ひざは、つま先より前に出さないことが
基本となります。
そうすることで、
ひざの関節にはストレスがかからず、
太腿やお尻の筋肉に負荷がかかります。
しゃがむときにひざが痛い方も
この方法を参考にしていただけたらと
思います。
まとめ
立ち上がるのときのひざの痛みは、
太腿の前の筋肉が引っ張られていると
発症しやすい。
立つ前に、
太腿の筋肉を伸びやすくする
皮膚を動かしてお皿の関節に余裕をもたす
ひざの関節にストレスをかけないように
つま先より前にひざを出さない
監修:柔道整復師
小國良成