着地時のひざの内側痛を予防する使い方!
学生から高齢の方までひざに不安を持った方は多いのですが、
ひざの使い方をしっかりと意識しておられる方は中々、いらっしゃいません。
今回は、
そんなひざの使い方を書いてみました。
歩行中、足を地面に着いたときに痛みを感じる方や
ひざの内側に痛みを感じる方は
是非、最後までお読みください。
ひざの関節は、
太ももの骨(大腿骨)と
スネの骨(脛骨けいこつ)と
お皿の骨(膝蓋骨しつがいこつ)
からなります。
太ももの骨のひざの関節部分は、
内側と外側に球のようなものがあります。
これにより、曲げ伸ばしが可能になります。
これが内側と外側で大きさが違うので
ひざを伸ばしきると
スネは外側に捻れ
爪先は外へ向きます。
逆に曲げると
スネは内側に捻れて
爪先は内側に向きます。
正座するとき指が内側に向いてきますよね!
このように、
ひざの動きには
曲げ伸ばしの屈伸と
捻る、回旋という2種類あります。
日常の動作では、
ひざの屈伸と回旋
プラス股関節と足関節の動きが
混ざり合って使われています。
知ってほしい使い方
歩行や走ったり、ジャンプしての着地のときに
力がかかるのですが、爪先を外に向けて足を着地するとひざは前を向いているので
ひざの関節には捻れる力がかかり、前にかかる力を全てひざの関節で受け止めることになります。
扁平足や外反母趾の方はこの傾向が強く
ひざの内側にストレスがかかり痛みを伴います。
そこでお勧めしているのが
ひざと爪先を同じ方向に向けることです。
着地した時の力をひざで受けさらに同じ方向に爪先があることで足部の機能でも衝撃を受け止めることが可能で、さらにひざに捻れる力はかかってこないのでひざの関節の負担が少なくなります。
女子のバスケット選手やバレーボール選手はひざの怪我が非常に多いです。
怪我の防止になるので、この使い方を是非とも身につけていただきたいです。
揃え方
足の人差し指の方向にひざを曲げていく。
すると足の外側に体重がかかり
土踏まずが浮いてきます。
スクワットをするときも必ず揃えます!
特に力がかかるときには意識してやってください。
まとめ
ひざを捻じって使うと内側や外側に負担がかかってきます。
しかし、まっすぐ曲げてあげることでひざの負担は減ります。
足関節も使いやすくなってくるので、ひざを柔らかく使うことができるようになります。