疲労回復と睡眠
こんにちは。神戸市北区にあります。
小国整骨院の小國です。
腰痛や肩こりを始め、当院にはいろいろな症状でご来院いただきます。
そんな中、患者さんの要望を伺ったときに
一番は、
「この痛みを何とかして欲しい!」
といったご要望が多いのです。
あと、「スッキリとしたい」、
「スッキリと寝たい」といったご要望もよく伺います。
スッキリとしてない理由を聞いていくと
・寝ても疲れが取れない
・体が重い、だるい
・やる気が出ない
といったご意見でした。
今回は、この「スッキリとしたい」について
ブログを書いてみましたので最後までお読み頂けますと幸いです。
スッキリしない原因は
スッキリとしてない原因となるのは、疲労からきていると推測されます。
疲労とは、
肉体的疲労
脳疲労(疲労感)
精神的疲労
が絡み合って倍増していきます。
そこで、疲労回復には欠かせないは「睡眠」です。
疲労回復と睡眠
睡眠の作用
・弱った細胞の修復や再生が行われ肉体的疲労の改善に働く
・脳が記憶を整理する貴重な時間
・ストレスや不安の緩和に働き、情緒を安定させる
質の良い睡眠は心身の健康を維持するうえでとても重要です。
質の良い睡眠をとるためには、
「熟睡」、「疲れない寝方」を考える必要があります。
熟睡するためには、自律神経の副交感神経の働きを優位にする必要があります。
副交感神経を優位にするには、寝る前の生活習慣に注意を払いましょう。
ただ、熟睡しても朝起きた時に体がだるい、重い、痛いということがあります。
これは、脳は休まっているけれど、体は休まっていない現れです。
その原因は、寝ているときの姿勢や環境によって体が疲れをため込んでいるからです。
体は同じ姿勢をとり続けていると血流が悪くなり疲労物質は溜まり、栄養や酸素は届かずで疲労していきます。
これは、起きていても寝ていても同じです。
こまめに姿勢を変えることが必要です。
なので、「寝返り」が重要になってくるわけです。
スッキリと朝を迎えるためには、いかに寝返りの回数を増やすか!と言っても過言ではありません
質の良い睡眠をするための準備
入浴
40℃前後で頭に汗をかくくらい浸かり、
その後、30℃くらいのシャワーを浴びます。コレを5回繰り返します。
交感神経と副交感神経が両方刺激されると血流が良くなり、肉体的疲労を軽減し、ぐっすりと眠れます。
食事
咀嚼していると交感神経を優位にしてしまい、3時間程はその状態が続きます。
なので寝る3時間前には、食事を終了するようにしましょう。
環境
寝返りがうちやすくすることが重要です。
寝返りが出来るスペースを確保することは大変重要です。
ソファなど狭い所や
パートナーや子供さん、ペットと一緒に寝ていて寝返りが自由に出来ないという方が結構いらっしゃいます。
出来るだけでスペースを確保して寝返りをうてるようにしましょう。
暗い方に顔を向けがちですので、
部屋に明るい部分があるとそこに背を向けて寝ることが多く寝返りが減ります。
光源が無い方が望ましいです。
寝具にもご注意を
ホテルのベッドメイキングで掛け布団をシーツで固定されてますが寝返りがうちにくくなるので固定しないようにしましょう。
冬などは、毛布やシーツと寝巻が摩擦しやすく高齢者や筋力が弱い人は寝返りの妨げになります。
枕は、仰向けと横向きの時の頭の高さが違うので、真ん中が低く、両サイドが高い枕はスムーズに寝返りがうちやすいです。
横向きの時に枕が低いと巻き方を助長することがあります。起きた時に肩がこる、痛いという方は低いのかもしれません
敷布団やマットレスなどは、柔らかすぎたり、耐圧分散をすると寝返りが減り痛みを伴うことがあります。
まとめ
スッキリとしないのは疲労が取れていないから
疲労をとるには睡眠が大切
質の良い睡眠を取るためには寝返りをたくさんすることが重要
監修:柔道整復師 小國良成