2023 熱中症対策 飲み物編

こんにちは、神戸市北区にあります

小国整骨院の小国です。

 

梅雨は、まだ明けていませんが気温は上昇し、もはや夏ですね。

今年は、コロナも5類にになり自粛することもなくなり屋外でのイベントや活動が増えると思います。

そうなると例年以上に注意が必要なのは熱中症です!

もちろn屋内でも熱中症に注意は必要です・

熱中症対策では、水分補給が大切なわけですが

水分補給といってもお茶やジュース、スポーツドリンクに経口補水液など多種多様です。

そこで、どういったものを選ぶとよいのか?

それぞれの特徴などをご紹介していきたいと思いますので是非参考にしていただければ幸いです。

 

熱中症対策にお勧めの飲物

スポーツドリンク

スポーツドリンク(アイソトニック飲料)

ナトリウム濃度が標準の血液濃度に近い飲料水が熱中症対策では有効になってきます。

ポカリスウェットはナトリウム濃度が他の飲料水に比べ一番高く、標準濃度に近いので熱中症予防には最適です。

飲むタイミングは発汗が少ない運動前や運動後が良い しかし、糖分が多いので飲み過ぎには注意しましょう。

また、薄めて飲むと成分が薄くなるのでそのままがお勧めです。

※ナトリウムは水分だけでなく塩分をとりましょうの塩分に含まれているもので

ナトリウムの働きは、簡単に説明すると体にある細胞の水分量を調整をします。

なので血圧の調整にも関連しています。

ナトリウムが不足すると体(細胞)に水分が貯められず、脱水症状、嘔吐、極度の疲労、血圧低下などが起こります。

過剰になると、血圧が上がる、むくんだりします。

 

経口補水液(ハイポトニック飲料)

飲む点滴と言われ、熱中症対策として準備しておくことを推奨されています。

なかでもOS-1はスポーツドリンクに比べてナトリウム量が2〜3倍近く多いのです。

なので水分補給としてガブガブ飲むには適していません、少しずつ飲むようにしましょう。

予防として飲むのではなく対処時、めまいや頭痛、軽い痙攣など熱中症の症状や脱水症状が出たときに最適です。

また、経口補水液を凍らせると成分が分離するので適度に冷やすか常温で飲みましょう。

飲み続けると血圧が高くなる場合がありますので高血圧の方はご注意ください。

 

その他熱中症対策に有効なもの

牛乳

牛乳にはアルブミンというタンパク質が血管内に水分を引き込んで血液を増やす効果があります。

血液量が増えると皮膚に近い抹消の血液量も増え、汗をかきやすくなり皮膚表面から熱を放散しやすくなります。

つまり、体温を調節しやすくなります。

タイミングとしては運動後が効果的です

また、30分程のウォーキングの後にコップ1杯飲むことを続けると血液量も増加し熱中症予防になり暑さに強い身体を作ることができます。

梅干し

食塩、クエン酸ナトリウム、塩化カリウムを全部含んでいます。

昼食で摂取するには最適です。

取り過ぎには注意しましょう。

ミネラル入りむぎ茶

大量の汗をかくと、体内の水分やミネラルが不足して 身体の調整機能が破綻して熱中症を招きます。

ミネラルは体内で作ることができないため有効です。(ノンカフェインがおすすめです)

スイカ

スイカは水分90%以上で糖分やカリウム、カルシウム、マグネシウムなどミネラルも含まれているので微量な食塩を加えるとスポーツドリンクと同じ効果が期待できます。

味噌汁

汗として失われた塩分の補給には、体液と塩分濃度が 近い味噌汁が最適だとわかりました。

冷えた胃腸を温めるためにも、食事の際は味噌汁を飲むようにしましょう。

 

熱中症対策としてNGな飲み物

お茶、コーヒー、炭酸水、アルコール

お茶やコーヒーや炭酸飲料水などはカフェインを含んでます。

カフェインやアルコールには利尿作用があり、体内から水分を出すことを促進してしまい

脱水を助長する恐れがあります 。

夏場のBBQや二日酔いなど注意が必要です!

カフェインを含む飲料を頻繁に飲む場合は、他の飲み物でのこまめな水分補給を忘れないことが重要になります。

まとめ

こまめにスポーツドリンクや麦茶を摂取して食事で梅干しやスイカ、味噌汁で熱中症の予防をしてください。

そして、熱中症の症状が出たときは経口補水液を摂取しましょう。

それ以外にも、しっかり食べて、冷たい物を取り過ぎず、しっかり睡眠を取って暑い夏を乗り切りましょう。

監修:柔道整復師 小国良成