正月の腰痛に注意!リスクと予防法を解説
こんにちは神戸市北区にあります
小国整骨院の小国です。
新しい一年の始まりであるお正月。
家族や友人と楽しい時間を過ごし、心身ともにリフレッシュしたい時期です。
しかし、この特別な時期は、普段と異なる生活スタイルや寒さの影響で腰痛が起こりやすい時期でもあります。
今回は、お正月に特有の腰痛リスクとその対策についてお伝えします。
快適なお正月を過ごすための参考にしていただけましたら幸いです。
お正月に腰痛が起こりやすい理由
お正月の時期に腰痛を訴える方が増える理由として、以下のような要因が挙げられます。
長時間の座りっぱなし
帰郷や旅行など長時間の移動で座りっぱなしになる。
家族や親戚の集まりで長時間座りっぱなしになる。
特にソファや座椅子などで姿勢を崩したまま過ごすと、腰や背中に負担がかかりやすくなります。
食べ過ぎや飲み過ぎ
お正月は、ご馳走やお酒で暴飲暴食になりがちです。
胃腸に負担をかけることで腰背部の筋肉がかたくなり腰痛が誘発されることがあります。
お正月準備や家事の負担
年末年始は大掃除やおせち料理の準備、家族や親族を招く準備など腰を曲げた姿勢を長時間続けることが増えます。
また、重い物を運ぶ際の無理な姿勢が腰に負担をかける原因になります。
寒さによる筋肉の硬直
冬の寒さで筋肉が硬直し、血流が悪くなることで腰痛が発生しやすくなります。
睡眠時間
大型連休により就寝時間や起床時間がずれ込むことが多く自律神経が乱れがちです。
また、長時間の睡眠により腰や背中の筋肉がかたくなり腰痛を引き起こすことがあります。
腰痛を予防するためのポイント
お正月特有のリスクを理解した上で、次のような予防策を取り入れることで腰痛を防ぎやすくなります。
1. 定期的に体を動かす
長時間座りっぱなしの状態を避け、30分に一度は立ち上がって軽くストレッチを行いましょう。
腰や背中をひねる動作や、肩を回す運動がおすすめです。
2. 姿勢をこまめに変えることを意識する
いわゆる良い姿勢をしていても同じ姿勢が続くと疲れてきます。
こまめに姿勢を変えることをお勧めします。
3. 食事のバランスに注意する
腹八分目を心がけ、胃腸に負担をかけない食事を心がけましょう。
お酒は適量を守り、水分補給を忘れずに行うことも重要です。
4. 家事や作業の負担を軽減する
重い物を持ち上げる際にはスタンスを拡げひざや股関節を使うように意識し、腰だけに負担をかけない動きをしましょう。また、
作業中は適度に休憩を取ることを忘れずに。
5. 防寒対策を徹底する
腰周りを下半身を冷やさないよう、厚手の服やカイロを活用して保温を心がけましょう。
さらに、夜は入浴で体を温めることで血行を促進し、筋肉の緊張を和らげる効果が期待できます。
6. 生活リズムを大きく乱さない
出来るだけ日常通りに生活することが理想です。
極端に睡眠時間が長くならないように注意しましょう。
具体的なストレッチ方法
お正月期間に取り入れやすい簡単なストレッチをご紹介します。
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腰回りストレッチ
椅子に座り、両手を膝の上に置いたまま、ゆっくりと上半身を左右にひねります。左右それぞれ10回を目安に行いましょう。
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猫の体操
四つん這いになり、猫のように背中を丸めたり反らせたりする動作を繰り返します。この動作を5回ほど繰り返すと、背中から腰にかけての血流が良くなります。
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股関節の前の筋肉(大腰筋)のストレッチ
足を前後に開き後ろ脚のひざを床に下ろします
後ろ脚の股関節の前を心地よく10秒間伸ばします。
このストレッチをすることで股関節の前が伸びやすくなり立ち上がり時など体が伸ばしやすくなります
最後に
お正月は普段とは異なる生活習慣やイベントが多く、腰に負担がかかりやすい時期です。
少しの工夫と意識で腰痛を予防することができます。
適切な姿勢や生活習慣を心がけ、楽しい時間を健康に過ごしましょう。
もし腰痛がひどくなる、あるいは長引く場合は、早めに専門医や整骨院で相談することをおすすめします。
腰は体全体を支える大切な部位です。
新年を快適にスタートさせるためにも腰を大切に
皆さまが本年も健康で素敵な1年になるよう願っております!
監修:柔道整復師
小國良成