2023 梅雨時の体調不良!その対策とは!
こんにちは、神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
今年は例年より早くに梅雨入りが宣言されましたね。
当院の前にある、コインランドリーも忙しくなりそうです。
先日、患者さんから「梅雨になると頭痛がする」とご相談を受けました。
そこで、今回は梅雨時の不調とその対処法について書いてみました。
ジメジメした梅雨を乗り切る参考になれば幸いです。
梅雨時の体調不良、その症状とは?
頭痛
倦怠感
持病の悪化(関節痛など)
浮腫み
風邪をひきやすい
憂鬱
熱中症
なぜ梅雨時は、体調不良をおこす?
気圧が低い
気圧が低くなると、酸素が薄くなり(高地で酸素が薄いのと同じ)、酸欠状態になると頭痛や疲労がおこりやすく、また脳の機能が低下し思考も低下します。
ヒスタミンという炎症物質が産出されやすくなり、持病(頭痛、肩こり、腰痛、関節痛など)の痛みが促進されやすくなります。
寒暖差
蒸し暑い日や肌寒い日が混在していて体の調整(自律神経の働き)が大変で疲弊しやすく風邪などひきやすい。
湿度が高い
高温多湿の日は、汗をかいても乾きにくく体に熱がこもりやすくなり、体温が下がりにくいと熱中症のリスクが高まります。
また、湿度が高いと喉の渇きを感じにくく、水分補給がおろそかになりがちで熱中症のリスクが高まります。
気圧が低い、寒暖差、高湿度他、これらの環境に対して体を順応させていくように調整をするのが自律神経です。
ただ、環境の変動が激しいとかなりのストレスを受けその働きが乱れてきます。
すると、内臓の働きにも影響を及ぼし、体調を崩して様々な症状がでてきます。
梅雨時の体調不良を改善する、その対策とは
〇自律神経の働きを整える!
日常、立ち上がろう、歩こう、手を上げようなどなど、自分でしっかりと意識をして筋肉に指令を出して動いています。
このように意識して運動をおこすことを随意運動(ずいいうんどう)といいます。
これを行う神経を体性神経といいます。
これに対して、内臓などは、意識しなくても自動的に動いてくれています
この無意識に運動を起こすことを不随意運動(ふずいいうんどう)といいます。
これを行う神経のことを自律神経といいます。
自律神経は、交感神経と副交感神経と2種類あります
交感神経は、活動時に優位に働きます。
心臓機能の促進、血管の収縮、胃腸管の運動の抑制、瞳孔散大、汗腺、立毛筋など
副交感は休んでいるときに優位に働きます。
心機能の抑制、血管拡張、胃腸管の運動の促進、瞳孔縮小など
それぞれがシーソーのように互いにバランスを取りあって、一方が優位に働けば、もう一方は働きを抑制して日常生活を送れるようにしてくれています。
そんな、自律神経にストレスを与えずに働いていただくことが全てです!
そのためには規則正しい生活を送る
自律神経はイレギュラーが嫌いです!起床、食事、入浴、睡眠は規則正しい時間に行う。
そうすることで、リズムが出来ると、自律神経が働きやすくなり交感神経(活動時に優位)と副交感神経(休むときに優位)の切り替えがスムーズになる。
しっかりと食べて、しっかりと寝る。(その量は、一定量が望ましい)
〇入浴
シャワーで済ませず、湯船につかって(40度前後で10分を目安に気持ち良いと感じる)
汗をかくことで暑さに慣れるように対応していきましょう。
疲労回復に効果あり!
〇運動
在宅ワークで通勤しなくなり運動量が減ったというお話も聞きます。
雨で外出しにくいですが適度な運動をお勧めします。
適度な運動で関節や筋肉に刺激を与えましょう
〇冷やさない
気温が下がった日や、室内でのエアコンによる冷え、寝冷えなど冷えて体調を崩すケースもよくあります。
冷えないように衣服などで調整してみてください。
〇整体
体が整うことで血流や神経の働きが良くなります。
疲労の改善
まとめ
梅雨時は、気圧や気温、湿度の大きな変化により自律神経の働きを乱し様々な症状が現れます。
まずは、規則正しい生活を心がけて自律神経の働きを整えて梅雨時の不調を乗り越えましょう!
監修:柔道整復師
小國良成