春の体調不良、その原因と対策
こんにちは神戸市北区にあります
小国整骨院の小国です。
3月に入り、日中の気温もようやく上がってきましたね
春の訪れを感じます。
ただ、この時期、
「疲れが取れにくかったり」、
「眠気がしたり」、
「体がだるくシャキッとしない」
なんてことはありませんか?
実は、これ自律神経の乱れから起こっているのです。
今回は、そんな春の体調不良、自律神経が乱れる原因と対処法について書いてみました
春の体調不良でお困りの方の参考になれば幸いです。
自律神経って?
日常、立ち上がろう、歩こう、手を上げようなどなど、自分でしっかりと意識をして筋肉に指令を出して動いています。
このように意識して運動をおこすことを随意運動(ずいいうんどう)といいます。
これを行う神経を体性神経といいます。
これに対して、内臓などは、意識しなくても自動的に動いてくれています
この無意識に運動を起こすことを不随意運動(ふずいいうんどう)といいます。
これを行う神経のことを自律神経といいます。
自律神経は、交感神経と副交感神経と2種類あります
交感神経は、活動時に優位に働きます。
心臓機能の促進、血管の収縮、胃腸管の運動の抑制、関瞳孔散大、汗腺、立毛筋など
副交感は休んでいるときに優位に働きます。
心機能の抑制、血管拡張、胃腸管の運動の促進、瞳孔縮小など
それぞれがシーソーのように互いにバランスを取りあって、一方が優位に働けば、もう一方は働きを抑制して日常生活を送れるようにしてくれています。
春の体調不良、自律神経を乱す原因とは?
寒暖差
三寒四温といわれるように、暖かい日と寒い日が混在することや、朝晩と日中の変化も大きく、地元の北区と三宮など街の方との差もあります
外気温が変わると体もそれに合わせるように温度調整を自律神経が行います。
その差が大きいと自律神経も疲弊してくるわけです。
日照時間の変化
段々と日が長くなり、朝陽が上るのも早くなり早起きしやすくなります。
また、夜更かしすることも増え睡眠時間が短くなりがちです。
十分な睡眠がとれないと自律神経が乱れやすくなります。
生活環境の変化
卒業や入学、就職や転勤、引っ越しなどなど、今までとの環境が変化するのがこの時期です
そうなると、ストレスを受けやすく、また生活リズムも大きく変化し自律神経が大変乱れやすいです
花粉症
アレルギー反応によって多大なストレスを受ける方がいらっしゃいます
自律神経も乱れ、精神的にも肉体的にも害を及ぼします
春の体調不良、その対策とは?
生活リズムを整える
そのためには規則正しい生活を送る
自律神経はイレギュラーが嫌いです!起床、食事、入浴、睡眠は規則正しい時間に行うことが望ましい
そうすることで、リズムが出来て自律神経が働きやすくなります。
特に起床時間は固定した方が良い
また、しっかりと食べて、しっかりと寝る。(その量は、一定量が望ましい)
適度な運動
「ボーっとしたり」、「眠かったり」、「ダル重い」といったような場合、副交感神経から交感神経へと切り替わっていないのかもしれません
そんな時は交感神経を促進するように軽い運動をしてみてください。
いつもより少し歩く距離を増やしてみたり、階段を使ってみたりと簡単で継続可能なことをお勧めいたします
また、寝つきが悪い方にも効果的で、脳は疲労しているのに体の疲労はあまりないと脳と体がアンバランスになり寝つきが悪くなりますので
体に疲労感を与えてあげると寝やすくなります
入浴
冷えた身体を温め、副交感神経優位にし、睡眠の導入をスムーズにします。
朝風呂で熱いシャワーを浴びると交感神経優位になりシャキッとします。
詳しくは、こちらをご覧ください
衣服でも調整
寒暖差を調節するには衣服での調整が必要です。
天気予報も欠かさずチェックしましょう。
花粉症対策
めがねや防護マスク、薬の服用で対応、
整体
歪みを整えることで筋肉の緊張を緩和させ、また、神経の通りや血流の改善を促し不調を改善しやすい環境に導きます。
まとめ
春は、寒暖差や日照時間、生活環境の変化、花粉症などにより自律神経を乱しやすく体の不調を起こしやすい
生活リズムを整えて自律神経を整えて素敵な春を過ごしましょう
監修:柔道整復師
小國良成