年末年始に多い「腰の痛み」と「便秘」 実は同じ原因?体を整える簡単習慣

こんにちは、

神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

 

最近、患者さんから腰痛の訴えがあり、その原因が便秘からきていることが続きました。

腸の働きと腰痛は関連しやすいのですが、一般的にあまり知られてないので

今回は腰痛と便秘についてお伝えしたいと思います。

特に年末年始に起こりやすいので参考にしていただければ幸いです。


便秘と腰痛はつながっている?

「腰が痛いだけ」と思っていても、
実はその腰痛、便秘が関係していることがあります。

特に

  • 座っている時間が長い方

  • 年末年始で食生活や生活リズムが乱れやすい時期

こうした状態が続くと、
便秘と腰痛が起こりやすくなります


座りっぱなしの人が、便秘・腰痛になりやすい理由

長時間座っている生活が続くと、体の奥にある**大腰筋(だいようきん)**が硬くなります。

大腰筋は

  • 腰の骨

  • 骨盤

  • 太もも

をつなぎ、腸の近くを通る大切な筋肉です。

この筋肉が硬くなると

  • 腰を伸ばしにくくなる

  • 腰痛が起こりやすくなる

  • 腸への刺激が減り、腸が動きにくくなる

その結果、便秘になりやすく、腰痛も起こりやすくなるという悪循環に入ります。


年末年始は「腸」と「腰」が弱りやすい

年末年始は、体に負担がかかりやすい時期です。

  • 食生活が乱れる

  • お肉・お餅・甘い物が多いなど、食のバランスが崩れる

  • 野菜をとる量が減ることで食物繊維が不足しやすい

  • 暴飲暴食で胃腸が疲れる

  • 睡眠時間が減り、寝る時間・起きる時間が不規則になる

これらが重なると、自律神経の働きが乱れ、腸の働きが悪くなります。


便秘があると、なぜ腰が痛くなるのか

便秘で腸に便やガスがたまると、腸は腰の骨や骨盤のすぐ前でふくらみます。

その結果

  • 腰まわりの筋肉が緊張する

  • 腰が動かしにくくなる

  • 排便時のいきみで腰に負担がかかる

こうして腰痛やぎっくり腰につながることがあります。


腸の働きをよくして、腰を守る生活習慣

① こまめに水分をとる

水分不足は、便秘の大きな原因です。

  • こまめな水分摂取(夏場同様に)

  • 朝起きてすぐ

  • 入浴後

このタイミングを意識すると、腸が動きやすくなります。


② お腹と腰を冷やさない

冷えは腸の動きも、筋肉の血流も悪くします。

腹巻きやカイロでお腹と腰を温めることを習慣にしましょう。

下半身の冷えも大敵です。(タイツやレッグウォーマーなどで対策を)


③ お風呂に浸かって自律神経を整える

シャワーだけで済ませず、湯船へ。

  • 38〜40℃のぬるめ

  • 10〜15分

体が芯から温まると

  • 自律神経が整う

  • 腸の動きが活発になる

  • 腰の筋肉もゆるみやすくなる

便秘・腰痛の両方に効果的です。


④ 良い睡眠をとる

睡眠中は
腸の働きを活発にし疲労を回復させる大切な時間です。

  • 夜更かしが続く

  • 寝不足

  • 寝る時間がバラバラ

こうした状態では自律神経が乱れ、腸の動きも疲労の回復も悪くなります。

睡眠のためにできること

  • 寝る1時間前からスマホを控える

  • 入浴後、30~60分後に布団へ

  • なるべく同じ時間に寝る・起きる

「しっかり眠る」ことは、最高の便秘・腰痛予防です。


⑤ 座りっぱなしを減らす

30〜60分に一度は

  • 立ち上がる

  • 少し歩く

  • 背伸びをする

これだけでも大腰筋がゆるみ、腸への刺激が増えます


⑥ 野菜・食物繊維を少しずつ足す

  • みそ汁に野菜

  • 海藻・きのこ

  • 煮物を一品

「少し意識する」だけで、腸は変わります。


⑦ 深い呼吸を意識する

  • 鼻からゆっくり吸う

  • 口から長く吐く

お腹が動く呼吸は腸へのやさしい刺激になります。


⑧ 無理にいきまない

出そうで出ない時に無理をすると、腰を痛めやすくなります。

「今日は無理しない」、それも立派な対策です。


まとめ

  • 便秘と腰痛は、体の中で深くつながっている

  • 座りっぱなし・水分不足・冷え・睡眠不足は要注意

  • 年末年始は腸と腰が弱りやすい

  • 水分・入浴・睡眠で自律神経を整えることが大切

腰痛対策は、腰だけでなく「腸と生活習慣」を整えることから。

日々の積み重ねが、これからの体を楽にしてくれます。


監修:柔道整復師

小國良成