姿勢(歪み)が及ぼす影響

こんばんは、
神戸市北区神戸北町の小国整骨院
院長の小国です。
ブログをご覧いただき
ありがとうがざいます。

今回は、知っているようで知らない姿勢の話です、慢性の肩凝り、腰痛で来院される方が多いのですが

座ってもらって後ろから見るとバランスが崩れて曲がっている方がほとんどです。

どうして、こうなったかを普段の使い方からお聞きすると

脚を組んだり、捻れて作業したり、何かにもたれたりしていますよね。

そんな、何気ない癖に気づいていただくことでお困りの慢性痛の改善につながります。

是非、参考にしていただけると幸いです。

 

施術を始めるときには、必ず姿勢を診ます。

立っての姿勢や座っての姿勢

前後左右を比べ、どういう違いがあるか?

見た目は?動きは?筋肉の張りは?...などなど

その違いが原因のヒントになるからです。

とは、言うものの人体は、必ずしも前後左右対象になっているわけではありません。

その中で許容範囲なら問題ありませんが、許容範囲を超えると痛みや違和感を伴ます。

メンテナンスなど長く通われていると

歪みの大きさでその日の調子がわかります。

状態の良いときは肩の高さの違いが僅かですが

悪いときはあからさまに違う方も珍しくありません!

 

良い姿勢とは
良い姿勢、悪い姿勢をみるときに判断する基準は、どのような視点で見るかによって異なります。

(写真 図解姿勢検査法より)

中央の縦線が重心線です。

 

力学的
重心線が前後左右偏りがなくなるほど。安定性が向上します。

棒を立てるときもバランスが取れていると余分な力は必要ありません

人も同様に筋力をあまり使わずに姿勢が保持できます。

生理学的
疲労しにくいこと。

同じ姿勢を保持すると、筋肉の動きがないと血液循環量が低下して老廃物は溜まり栄養やエネルギーが運ばれてこないので筋肉は疲労を生じます。こまめに姿勢を変化させ動きがあることで筋肉の疲労が軽減されます。また、緊張している状態が続くと筋が収縮し血液循環の停滞を招きます。

また、背中を伸ばすなど内臓器官に圧迫や負担がかからない状態で正常に機能する姿勢が良い。

心理学的
感情や心の持ちかたは、姿勢に現れます。

喜び、幸福感、自信は、伸展位が優位となり背すじを伸ばします

不幸や劣等感は、屈曲位が優位になり背中が丸くなります

 

悪い姿勢になる原因とは?
普段の使いかたや、動き、癖、生活パターンが結果として姿勢に現れます。

  • 鞄の持ち方
  • ご飯を食べる姿勢
  • 車を運転する姿勢
  • 仕事の姿勢
  • 作業の姿勢
  • 趣味での姿勢、使い方
  • 寝相
  • 感情

これらのことにより姿勢が崩れてきます。

健康への影響
姿勢が悪い=身体が歪んできます

すると

  • 慢性の肩凝り、頭痛
  • 慢性の腰痛
  • 膝、股関節痛
  • 睡眠障害

 

対策
普段の何気ない使い方や癖から姿勢が崩れてきます、そして様々な影響をもたらします

バランスよく意識を持つことが大切ですが、

良い姿勢も悪い姿勢でも同じ姿勢で固まっていることが良くありません!

なので、こまめに立ったり座ったりら右に向いたり左に向いたり姿勢を変えることが大切です

難しく考えずに、まずは姿勢をこまめに変えましょう。

また、家庭や職場での座席の位置による環境も見逃せません。

テレビやパソコン、机など出来るだけ正対して使用できるようにしたり、席替えをしてみるのも良いですね。

ご自身の行動を見直して環境を整えてあげましょう。

 

バランスを整えるセルフケア

①体幹、肩、股関節の運動

足は、肩幅よりやや広く着きリラックスしてでんでん太鼓のように右に左に捻ります。

左右に5回づつ繰り返します。

 

②手足交差前屈

左右を交差して前屈することで骨盤のバランスを整え、背骨の捻れを修復します。

両足、両手を交差します。

両足の爪先は出来るだけ揃えます、両手は、へその前で交差します。

手、足は同じ側が前にくるように揃えます

そのままの姿勢を崩さずに前屈します。

反動をつけずに腰が曲りきったところで一旦しっかりと止めて(2秒)から戻します

左右の手、足を変えて3回づつ繰り返します

 

 

姿勢のことでお悩みの方は、1人で悩まず

私と一緒に治療に取り組んでみませんか?

ご相談からで結構です。

小国整骨院まで
ご連絡、お待ちしております。
☎︎078-581-5255

監修:柔道整復師
小国良成