外反母趾、ひざの内側の痛み、足底筋膜炎、腰痛、共通するその原因とは!
身体に出る不調は、痛いところに原因があるのは、ぶつけたり、切ったり、捻ったりと
直接そこに力が働いて痛める怪我くらいで、なんか知らないうちに痛みが出たケースは
案外別のところに原因があることが多いです。
今回お伝えすることも、外反母趾、ひざの内側の痛み、足底筋膜炎、腰痛をはじめ様々な場所の症状ですが
その原因はある個所が原因であることが多いのです!
外反母趾、ひざの内側の痛み、足底筋膜炎、腰痛の原因とは
実は、これらの原因は足にありました。
足の構造は非常に複雑なので簡単にお話しすると
足はその機能上、2つのタイプに型を変形します。
(図解姿勢検査法より参照)
①回内足
後から見ると踵が内側に倒れて土踏まずがへちゃげた足
いわゆる偏平足
つま先は外側を向きひざは中を向きます。
このとき、足 →外に向き内側に捻じれる
ひざ →中に倒れてくる
股関節→内側に捻じれる
骨盤 →前に倒れてくる
腰 →反ってくる
②回外足
後から見るとかかとが外側に倒れて足の外側に荷重した足が締まった状態
甲高の足(ハイアーチ)
足の外側に荷重していくと回外足となっていきます。
つま先よりひざは外側を向きます。
足→前か内側を向く
ひざ→外側を向く
股関節→外側に捻じれていく
骨盤→後方に倒れてくる
腰→丸くなる。
通常、歩行時は無意識の中で回内足と回外足を入れ変えながら使われています。
その割合的は、回内足:回外足で2:8くらいだといわれています。
しかし、この回内足の状態が続いたままなのが過剰回内(オーバープロネーション)という状態です。
これこそが、様々な症状の原因だったのです。
外反母趾、ひざの内側の痛み、足底筋膜炎、腰痛のメカニズム
過剰回内になると、
足部ではつま先は外を向きその上で母指球に力がかかってきますので指先を外へ曲げる力が作用してきます。
そのため外反母趾になりやすくなります。
また、土踏まずがへちゃげているので地面からの力を吸収することが出来ず衝撃が足にかかることで足底筋膜炎のリスクが高まります。
ひざにも捻じれる力が働き、足部とひざが上手く関連して作用しないことからひざ痛(内側)を誘発しやすくなります。
股関節にも捻じれや曲げる力が作用して可動範囲が制限されることがあります。
骨盤も前に倒す力が作用してくるので腰の反りが強くなり腰痛を誘発します
姿勢も崩れてくるので肩凝りや肩の可動性の制限も起こり、肘や手にも影響を与えます。
まとめ
足は身体の土台です。
土台が曲がっていると上にあるものに様々な力が作用して歪んでしまい痛みや症状が起こってしまいます
土台を整えてあげることで姿勢も整い症状は改善されます。
当院では整体のほか、テーピングやツールを利用して姿勢を改善し症状の改善を図っていきます。
外反母趾、足底筋膜炎、ひざ痛、腰痛でお困りでしたらご相談ください。