夏のロングドライブに!腰痛、肩凝り予防法
こんにちは。神戸市北区にあります。
小国整骨院の小國です。
8月に入り、連日、暑い日が続いておりますね。
お盆休みを利用して、田舎に帰ったり、レジャーに行ったりとロングドライブの機会がある方も多いと思います。
長距離を運転するだけでなく、渋滞に巻き込まれ長時間のドライブになることもあります。
そうなると、起こりやすいのが腰痛や肩こりです。
今回はそんなロングドライブで起こる。腰痛や肩こりの予防法をご紹介します。
ロングドライブで肩こり腰痛が起こる原因
①同じ姿勢が続く
②緊張した時間が続く
③眼精疲労
①同じ姿勢が続く
座ったままで、同じ姿勢をずっと継続することがよくありません。
こまめに姿勢を変えることが大切です
休憩時間も考慮して予定を立てましょう
また、悪い姿勢が続くと、体の歪みがひどくなります。
②緊張した状態が続く
緊張した状態が続くと、体に力が入り、首肩を始め体がこわばってきます。
すると、血流が悪くなり疲労が溜まりやすくなります。
筋肉を伸縮させることや深呼吸をして
緊張を緩和させましょう。
③眼精疲労
運転していると、特に眼精疲労が起こりやすいです。
特に夜間の知らない街での運転は、かなりのストレスがかかり、目も疲れやすいです
上手く眼を休めてあげましょう。
予防法
運転の姿勢
横から見て、首、肩、腰が一直線になって軸がぶれない方が重力によるストレスを抑えることができます。
そこで、リクライニングは使わず、立てた状態で肘を軽く曲げ、ハンドルの上部を握れるくらいで
アクセルやブレーキも脚を軽く曲げた状態で届くのが望ましいです。(左足はフットレストに置きましょう。)
正面から見て、肩を結ぶ線と腰を結ぶ線が平行になるようにしましょう。
左肩が下がっている方が多いです。
但し、同じ姿勢は筋肉の疲労を起こします。
ハンドルを持つ位置やお尻の位置は定期的に動かしましょう
また、こまめに休憩をとり
車から降りて、歩いてあげましょう。
歩くことで脚の血流を改善してあげましょう。
体操とストレッチ
⚫️股関節の前の筋肉のストレッチ
座っていることが続くと縮んでくる筋肉で硬くなると腰痛を招きます
足を前後に開き後ろ脚のひざを床に下ろします
後ろ脚の股関節の前を心地よく10秒間伸ばします。
このストレッチをすることで股関節の前が伸びやすくなり
立ち上がり時など体が伸ばしやすくなります
⚫️スネのストレッチ
アクセルを操作していると緊張してくる筋肉です。
ストレッチしてあげましょう
座った姿勢で足指を曲げて床に着きます
気持ち良い程度に伸ばして10秒間キープします
⚫️力こぶの筋肉のストレッチ
ハドルを握っていると姿勢が丸くなります
この筋肉をストレッチすると丸くなった背中が伸びやすくなります。
腕を後ろに伸ばして
壁などを持って上腕の力こぶの筋肉をストレッチします。
気持ち良い程度に10秒間キープします
⚫️深呼吸
緊張の緩和と疲労の回復に効果
緊張していると胸郭の動きもかたくなり
呼吸も浅くなります。
胸郭を動きやすくして筋肉のエネルギーとなる酸素をしっかりと取り入れてあげましょう
肩をあげて鼻から吸います
肩をおろして、ゆっくりと「フー」と肺の中の空気を全て吐き出すつもりで吐き出します。
これを3〜5回繰り返します。
運転中にすることも可能です。
⚫️眼精疲労の緩和
運転中に一点に集中すると目の筋肉が凝りやすいです。
時々、視点を変えて目を動かしてあげましょう。
まとめ
肩凝り、腰痛は筋肉が動いていると血流が良く起こりにくいですが
動きがなく縮んだままだとかたくなり痛みを誘発します。
固まらないようにしてあげましょう。
休憩も予定に入れて、こまめに取りましょう。
監修:柔道整復師 小国良成