変形性膝関節症??そのひざの痛みの原因は〇〇かもしれません!
こんにちは。
神戸市北区にあります。
小国整骨院の国です。
以前、整形外科で勤めていた時にご来院される患者さんで1番多い印象があったのはひざの痛みです。
当院が行う講座でもひざの痛みは人気でした。
実際に当院に通院されている患者さんは腰痛、肩こりが多いのですが、ひざの痛みで来院される方も増えてきています。
今回は、そんなひざの痛みについて書いてみました。
ひざの痛みでお困りの方にはぜひ参考にしていただけますと幸いです。
ひざの痛みの診断で多い変形性ひざ関節症
加齢にってひざの軟骨がすり減り痛みを発症します。
ひどくなると、骨の変形も伴い手術をすることもよくあります。
しかし、軟骨がすり減ること自体は、軟骨には神経がないので、痛みは伴いません。
では、何が痛みを起こすのか?
その原因の1つが膝蓋下脂肪体です.
膝蓋下脂肪体は、ひざを伸ばした状態でお皿の下にある膨らみで、曲げるとお皿の下に隠れるように消えていきます。
通常は、ゼリー状で柔らかくひざの曲げ伸ばしでお皿の内側をスムーズに移動しますが、硬くなってしまうと柔軟性を失いひざの曲げ伸ばしが困難になります。
膝蓋下脂肪体には多くの神経が通っていて痛みを感じやすい
膝蓋下脂肪体が原因の痛みの特徴
ひざのお皿の下方内側、または下方外側に痛みがある。
ひざを伸ばした状態でそこを押圧すると痛みがあり、60度ほど曲げて押圧すると痛みが消えます。
セルフケア
セルフケアの目的
①膝蓋下脂肪体を柔らかくする
膝を伸ばしたときに、お皿の下にある膨らみをマッサージして柔軟性を取り戻します。
②膝蓋下脂肪体の通り道を作る
ひざのお皿を上下、左右に動かすことで膝蓋下脂肪体の通り道をつくる。
こぶつまみ
こぶの少し上をつまんで下に動かす。
敷いたまで行くと手を放して10回繰り返す。
こぶ流し
お皿を下に下げる。(右手)
こぶをお皿の下に流し込むように動かす(左手)
一度、手(左手)を放して10回繰り返す。
お皿のスライド
お皿を把持し、
ふとももに力を入れて上にッスライドする。
上まで行くと力を抜いて下にスライドする。
10回繰り返す
ねじり屈伸
ひざを軽く曲げた状態でお皿の上と下を持ち、
上(大腿)は固定、下(下腿)は内側に捻じる
この状態でひざの屈伸を10回繰り返す。
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まとめ
膝蓋下脂肪体が原因で痛みを起こしたり、屈伸を困難にしていることが結構あります。
膝蓋下脂肪体の柔軟性を取り戻すことで痛みや動きの改善に繋がりますので是非お試しくださいませ。
監修:柔道整復師 小國良成