ぎっくり腰、腰痛、予防法と対処法
①腰の前にある筋肉を緩める
仰向け(上を向き)で寝ころんで両膝を曲げます。
腰骨の出っ張ったところの内側を親指で押さえます。
押さえながら深呼吸をして吐くときに指が沈み込むように意識します。
すると筋肉が緩んでいきます。
腰が伸びやすくなります。
ストレッチ(腸腰筋)
足を前後に開きます
後のひざを床に下ろして
体重を前にかけます。(腰を反らさないように!)
矢印の部分が気持ちよく伸びたら
20~30秒伸ばします。
左右 各2回繰り返します
②ツボを刺激
合谷
手の甲の人差し指と親指んの間の骨のくぼみ
ツボの刺激法
反対の手の親指の第一関節で時計回りに押して回す
腰腿点
小指と薬指の付け根のくぼみと
人差し指と中指の付け根のくぼみを反対の手の親指で時計回りに押して回す
③使い方
無理することはありませんが、出来る範囲で動くようにしましょう。
立ち上がり方
座っている状態で上を向き、背中を伸ばし
そのまま、天井に顔を近づけるように真っ直ぐ立ち上がると痛みを感じずスムーズに立ち上がれます。
④入浴
ぎっくり腰では冷やすことを勧めていることもありますが
強い痛みがあると、交感神経優位になり体が緊張した状態で痛みを感じやすくなります。
温めることで副交感神経が優位になり体の緊張が緩み、痛みを感じにくくなります。
当院では
ご来院された、ぎっくり腰の患者さんにも概ねこの様なアプローチをしていきます
痛みがすぐにゼロになる訳ではありませんが、整体により体のバランスが整うと動きやすくなって帰られる方が多いです。
強い痛みは1週間程でおさまり、違和感は2週間程で無くなることが多いです。
まとめ
歪んでいる体に、冷えや運動不足が加わり腰痛となって表れています。
冷えや運動不足は自分で改善できますが歪みを自分で改善することは中々難しいところがあります。
そんな時は是非ご相談ください。
監修:柔道整復師
小國良成