ぎっくり腰、腰痛、予防法と対処法

こんにちは。神戸市北区にあります。小国整骨院の小国です。

先週から今週にかけ、ぎっくり腰や腰痛でお困りの方がお見えになることが多かったです。

患者さん曰く、腰痛の原因は

冷えた、運動不足、使い方の問題っていましたが、根底に歪みがあったから、腰痛が起こったと考えています。

元々ある程度の歪みはあるものですが、この季節は運動する機会が減り、同じ姿勢を続けることが増え筋肉が凝り固まりやすい状態です。

それにより歪みもひどくなりやすく、また冷えることでさらに、追い打ちをかけ動きづらくなります

その状態で体を使うことにより、腰への負担が大きくなり、痛みや違和感が発症していると考えられます。

そこで、ぎっくり腰や腰痛の予防法となってしまったときの対処法をご紹介したいと思います。

ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。

ぎっくり腰、腰痛の予防法

①歪みの予防

左右対象に使うことが理想ですがなかなかそういうわけにはいきません。

そこで、気づいたときには、両足均等な荷重に戻し、重心を意識しましょう。

また、こまめに姿勢を変えることも有効です。

冷えの予防

衣服で調整しましょう。

カイロをうまく利用しましょう。

腰痛に効果的なカイロを貼る場所

命門(めいもん

おへその真裏(腰)にあります

腎愈(じんゆ)

命門から指2本分外側(左右)

疲労の予防

しっかり睡眠をとりましょう。

バランスのとれた食事をしましょう。

お風呂につかりましょう。

使い方

腰痛を起こすきっかけとして、
前屈する時に腰から曲げると危険です。

 

足を広げて、股関節から曲げる
いつもよりスタンスを広げることで
体を曲げるとき、
膝や股関節を使いやすくなります
そうすることで腰への負担が減ります

物を拾うときや、朝の洗顔、お風呂で座って頭を洗う時も足を広げて股関節を曲げるようにしてください。

ぎっくり腰、腰痛の対処法

①腰の前にある筋肉を緩める

仰向け(上を向き)で寝ころんで両膝を曲げます。

腰骨の出っ張ったところの内側を親指で押さえます。

押さえながら深呼吸をして吐くときに指が沈み込むように意識します。

すると筋肉が緩んでいきます。

腰が伸びやすくなります。

 

②ツボを刺激

合谷 

手の甲の人差し指と親指んの間の骨のくぼみ

 

ツボの刺激法

 

反対の手の親指の第一関節で時計回りに押して回す

 

腰腿点

小指と薬指の付け根のくぼみと

人差し指と中指の付け根のくぼみを反対の手の親指で時計回りに押して回す

 

③使い方

無理することはありませんが、出来る範囲で動くようにしましょう。

立ち上がり方

座っている状態で上を向き、背中を伸ばし

そのまま、天井に顔を近づけるように真っ直ぐ立ち上がると痛みを感じずスムーズに立ち上がれます。

 

 

④入浴

ぎっくり腰では冷やすことを勧めていることもありますが

強い痛みがあると、交感神経優位になり体が緊張した状態で痛みを感じやすくなります。

温めることで副交感神経が優位になり体の緊張が緩み、痛みを感じにくくなります。

 

当院では

ご来院された、ぎっくり腰の患者さんにも概ねこの様なアプローチをしていきます

痛みがすぐにゼロになる訳ではありませんが、整体により体のバランスが整うと動きやすくなって帰られる方が多いです。

強い痛みは1週間程でおさまり、違和感は2週間程で無くなることが多いです。

 

まとめ

歪んでいる体に、冷えや運動不足が加わり腰痛となって表れています。

冷えや運動不足は自分で改善できますが歪みを自分で改善することは中々難しいところがあります。

そんな時は是非ご相談ください。

 

監修:柔道整復師 

小國良成