むくみ原因と食べ物による解消法

時々、患者さんからむくみの相談を受けます。

特に女性が多いようですが高齢の男性にもお見受けします。

今回は、

むくみについて書きました。

長引く雨やテレワークで運動不足になるとむくみやすくなります。

最後までお読みいただくと対処の仕方がわかります!

是非ご参考にしてください。

むくみの原因とは?

血液の循環不良やリンパ液の停滞、

静脈やリンパ液には、余計な水分や老廃物を

回収し排出する働きがあるのですが、

流れが悪くなって停滞してしまうと

それが蓄積されむくみになってしまいます。

 

 

 

  • 運動不足

静脈やリンパの流れをよくするには、牛の乳搾りをイメージしてください。

いっぱい搾ろとすると手をニギニギします。

血管もリンパ管も乳搾りのようにニギニギする必要があるのです。

手の代わりに周辺の筋肉が収縮することにより血管やリンパ管を搾ることになるのです。

立ちぱなしや座りぱなしだと重力の影響で水分は足に下がっていきます。

しかし、ふくらはぎなどの筋肉を収縮することでポンプのように引き上げることができるのです。

 

  • 内臓疾患

心不全

足の慢性的なむくみ、息切れ、動悸を伴う。

肝臓

足だけでなく全身のむくみ

腎臓

足、顔(特にまぶた)のむくみ

このような場合は、病院で診察を受けましょう!

 

  • アルコールの摂取

アルコールを摂取すると、血管中の水分が外に出て

その水分がむくみとなります。

血中の水分量が減ると、脱水状態だと脳が認識して

喉が渇き、水分を補給を繰り返します。

 

 

 

  • 冷え

身体が冷えると血管が収縮して血行不良になり、筋肉も硬くなり動きが鈍くなるとむくみやすくなります。

温めて活動しやすくすることが大切です。

 

  • 骨盤

骨盤や股関節、足関節の動きが悪いと

血管やリンパ管が圧迫されることもあり

筋肉の動きも悪くなります。

筋肉の収縮が悪いと血行も悪くなります。

そうなるとむくみが起こりやすくなります。

実際、施術をして骨盤や股関節、足関節の動きが

改善してむくみが解消することはよくあります。

 

 

食べ物からむくみを解消

慢性的なむくみについて

食生活の見直しが大きなポイントになります。

むくみやすい食べ物

塩分が多い食べ物

ラーメン、漬物、味噌、ハム(加工食品)、

インスタント食品、ジャンクフード

塩分の過剰摂取により

血中の塩分濃度を下げるため水分を欲するようになり

水分の過剰摂取につながります。

 

 

 

アルコール

糖分

ジュース、缶コーヒー、お菓子、パン、麵類など

糖分には水を溜め込むという性質があるため

過剰な摂取は注意しましょう!

 

身体を冷やす食品や飲みもの

身体を冷やすと血行不良になり

むくみにつながりやすいです。

夏場でも時々は、温かい飲み物を摂取するように

心がけましょう。

 

 

 

夏野菜も身体を冷やす効果があるものが多いので摂る際は意識することが大切です。

 

 

 

 

 

むくみを解消する食べ物

カリウム

アボカド、パセリ、じゃがいも、さつまいも、キノコ類、ナッツ、ほうれん草、バナナ

アサリ

利尿作用があり、体内の水分代謝を

スムーズにします。

こむら返りにも有効です

 

 

クエン酸

グレープフルーツ、レモン、トマト

代謝の促進、疲労回復、血行促進

 

 

 

 

 

 

ビタミンE

モロヘイヤ、アボカド、プルーン

ナトリウムを排出する働きがあり、活性酸素が増えるのを抑える(老化を抑える)

 

 

 

サポニン

ゴボウ、小豆、ニンニク

利尿作用

 

 

 

 

 

 

 

ポリフェノール

ブルーべリー、カカオ

血液の凝固を防ぎ血行促進する。

 

 

 

 

 

まとめ

短期的に解消されるむくみは心配ないですが、

慢性的に続くむくみは、他の原因かもしれません。

食生活の改善、運動、冷え予防をしても続くむくみは、病院の受診をお勧めします。

 

監修:柔道整復師
小国良成