こんな人は、ぎっくり腰に要注意!
こんにちは、
神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
今月に入ってぎっくり腰の患者さんが続いて来院されました。
お話を伺うとぎっくり腰を起こしやすい共通点がありました
この共通点に心当たりがある方はぎっくり腰のリスクが高いのでご注意ください!
共通点
①寝返りをうたない
起床時に腰痛や腰に違和感を感じたそうですが、お話を伺うとソファーで寝てしまったり、普段から寝返りをほとんどうたないそうです。
②運動不足
運動不足を自覚されています。
③身体がかたい
元々身体がかたくて股関節や胸郭の可動域が狭い
④ぎっくり腰の既往歴あり
以前から時々ぎっくり腰をおこしたことがある。
以上の共通点を見て、①②③とか「こんなん誰でもれでもあるやん」と思いませんか?
そうなんです。
こんな方はどこにでもいてはるんです!
コロナ禍で運動不足の方が多く、身体もかたい
寝るときもソファーなど狭いところで寝たり、寝返りの数が少ない方が結構いらっしゃるのです。
ぎっくり腰は疲労の蓄積などで筋肉の伸縮性が低下していたり、関節の可動域が低下して身体のバランスが崩れ歪んでくると
局所的に負担がかかり痛みを伴います。
そして強い痛みを感じると交感神経優位となり緊張してより動きづらくなり、さらに局所の負担が増えます。
なので、治療では緊張を緩め、体のバランスや歪みを整えて関節の可動性を改善して動きやすくしていきます。
すると全体的な動きが改善されて局所の負担が軽減されて痛みも段々と改善していきます。
ギックリ腰になってしまったら
早めに治療を受けましょう
早く治療を受けた方が結果的に早く治ります
腫れや熱感が無ければお風呂で温めましょう
痛みによる緊張を緩めてあげましょう
また、冷えは禁物です(特に下半身が冷えないように注意しましょう)
出来る範囲で動きましょう
じっと寝ているより出来るだけ普段の日常動作をこなす方が早く治ります
お仕事で同じ姿勢を続けることは避け、こまめに姿勢を変えるようにしましょう
使用上の注意
〇下のものを拾うときや洗顔など腰から曲げずに股関節から曲げるように使いましょう
×腰から曲げない
〇足を開いて股関節から曲げる
痛みが強いときは自然に左のように使っています
同じ姿勢は避け、こまめに(15分に1回)姿勢を変えましょう
座っているなら立つ
立っているなら歩くなど
寝ているならねがえりをうつ
(寝ているときまで意識できないのは当然ですが、寝返りが出来る環境を整えましょう)
前に身体を曲げるのが辛い場合
〇背中や腰、脚の後ろの筋肉が硬くなっています。
それを緩めるのに、青竹踏みで足裏を緩めてみましょう
(グッズがなくてもゴルフボールや硬めの棒状のものなどで代用可能です)
立ち仕事で作業される場合はコルセット着用するのも良いでしょう。
(問題がなければ早期に外すようにしましょう)
後ろに反らすのが辛い、立ち上がりに腰が伸びない場合
〇股関節の前の筋肉が硬くなっています。
腰痛時の立ち上がり方
立ち上がる前に天井をみて、天井に顔尾を近づけるようにまっすぐ上に立ち上がります
まとめ
寝返りが少なかったり運動不足だったり体がかたいとぎっくり腰のリスクがあります
お心当たりがある方は、使用上の注意を参考に工夫してみてください!
なってしまったときはご連絡くださいませ。
監修 柔道整復師 小國良成