ぎっくり腰から続く腰痛が改善した40代女性

こんにちは、神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

12月は腰痛を悪化させたり、ぎっくり腰を起こしたりしやすい時期です。

ぎっくり腰は通常、施術をして少しづつ動けるようになり1週間ほどで強い痛みは落ち着い、2週間もすると日常生活への支障はほぼなくなります。

今回、ご紹介する女性も、ぎっくり腰でご来院されました。

 

ご来院される1週間ほど前から腰に痛みを感じていたそうで、

そんな中、子供の三輪車を片付けようと持ち上げた時に強い痛みを感じ動けなくなったそうです。

翌朝、楽になっているかと思っていたら痛みはより強く、腰を曲げ伸ばしすることが辛くて座ったり、立ち上がったりすることも苦痛だったそうです。

お身体を診せていただくと、股関節の動きがかたくなり動かすと痛みを伴っていました。

そこで、整体治療により関節の動きの改善を図り、バランスを整えていきました。

また、立ち上がるときが辛かったので、天井に顔を近づけるようにして、真上に立ち上がる立ち方を指導させていただくと、

「楽に立てる」とかなりスムーズに立ち上がることができました。

2回目のご来院時では、強い痛みは無くなったけれど、お仕事で座っているとダル痛くなり、床で長座(脚を伸ばして座る)していると左腰が張ってくるとのことでした

3回目、4回目と治療を続けて動きやすくなっているものの、仕事で同じ姿勢を続けたりするときのダル痛さを感じるのは残っていました。

そこで、体の後面を緩めるセルフケアとして青竹ふみを歯磨きの時などにしてもらうよう、ご提案させていただきました。

その後の来院時に伺うと、腰のダル痛さや張りは「全く気にならなくなりました」とおしゃってました。

現在は、寒くなって肩凝りが気になるときがあるものの、月1回のメンテナンス治療で良い状態をキープ出来ています。

まとめ

通常のギックリ腰は、受傷してご来院されて1~2週間で概ね改善していきます。

(但し、高齢の場合は圧迫骨折の可能性が高く、その場合は安静にして、強い痛みが改善するまでに3~4週間程、かかります。)

施術に加え、

患者さんの生活習慣を考慮してできるだけ取り組みやすいケア方法をご提案させていただき、

取り組んでいただくことで治療効果も高くなります。

 

監修:柔道整復師 小國良成