立ったときに「ふらっ」とする… それ、転倒のサインかもしれません

こんにちは、

神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。

「立ち上がった瞬間にふらつく」
「しばらく立ってから歩き出すのが怖い」

このような感覚は、転倒の一歩手前のサインであることが少なくありません。

ですが、
「歳だから仕方ない」
とあきらめる必要はありません。

体の使い方と足元を整えることで、
転倒のリスクは減らすことができます。


高齢者が立つとふらつきやすい理由

① 足の裏の感覚が弱くなる

年齢とともに、足の裏で

  • 地面を感じる力

  • 体重のかかり具合

が分かりにくくなります。

すると体は、「今どこに体重をのせているのか」判断できず、ふらつきやすくなります。


② 足首がかたくなりやすい

足首は、立ったときや歩くときの安定装置です。

高齢になると

  • 足首が動きにくい

  • つま先が上がりにくい

状態になり、転びやすくなります。


③ 体を支える力が弱くなる

立っているときは

  • お尻の筋肉

  • お腹の奥の筋肉

が体を支えています。

これらが弱くなると、「立っているだけで不安定」な状態になります。


④ 立ち上がり方のクセ

  • 勢いよく立つ

  • 足をそろえたまま立つ

こうした動作は、転倒の原因になります。


転倒を防ぐために大切なポイント

① 足元を整える

転倒予防でいちばん大切なのは、足の裏と足首の安定です。

足元が安定すると、体は自然とまっすぐ立てるようになります。


② 「立った直後」が一番あぶない

転倒は、

  • 立ち上がった直後

  • 歩き出す瞬間

に起こりやすいのが特徴です。

👉 立ったらすぐ歩かないことが重要です。


③ 無理な筋トレは必要ありません

強い運動や筋トレを頑張りすぎると、かえってふらつくこともあります。

転倒予防では、体を安定させる感覚を思い出すことのほうが大切です。


自宅でできる転倒予防セルフケア

① 足裏感覚を目覚めさせる体操

やり方

  1. 椅子に座る

  2. 足の裏を床に軽く押す

  3. 5秒押して、力を抜く

これを5回ほど。


② 足首ゆらゆら体操

やり方

  1. 椅子に座る

  2. かかとは床につけたまま

  3. つま先をゆっくり上下

10回程度で十分です。


③ 安全な立ち上がり方

  1. 足を肩幅に開く

  2. いすの端に座る

  3. 立つ前に一度止まる

  4. 立ったら数秒そのまま

👉 この「止まる」が転倒予防のコツです。


こんな症状がある場合は注意

  • めまいが強い

  • 足にしびれがある

  • 立つたびにフラッとする

このような場合は、無理をせず医療機関へ相談してください。


まとめ|転倒は「予防できる」

  • ふらつきは転倒のサイン

  • 足元・足首・立ち方が大切

  • 年齢のせいと決めつけない

転倒は、
「起きてから対処」では遅いことがあります。

「最近ちょっと不安だな」そう感じた今が、見直すタイミングです。


監修:柔道整復師 小國良成