「疲れ」と「ストレス」の不思議な関係!

こんにちは。

神戸市北区にあります、小国整骨院の小國です。

「しっかり寝たのに疲れが残る」

「ストレスがたまると体も重い」

そんな経験はありませんか?

実は 疲れとストレスは深く関係していて、体の中でバランスを取り合っているんです。

今日はその仕組みを、できるだけわかりやすくお伝え致します。

疲労回復のお役に立てば幸いです。


疲れには2種類あるんです!

ひと口に「疲れ」といっても、実は2種類あります。

  1. 疲労感(つかれを感じること)

     → 体から「ちょっと休んでね」というサイン。

  2. 体の疲れ(体の働きが落ちること)

     → 筋肉や内臓が本当に弱っている状態。

例えば、風邪をひいた時に「だるい」「体が重い」と感じますよね。

あれは疲労感という体からの警告です。

一方で、ハードに動いたあとに食欲がなくなることがあります。

これは胃や腸の働きが疲れて落ちてしまっている「体の疲れ」です。


疲れがたまる仕組み

私たちの体の中では、疲れると「疲労因子」という物質が増えてきます。

この疲労因子が増えると、

本来は体を作るために必要な「タンパク質」が作られにくくなります。

タンパク質は筋肉、心臓、胃腸、肝臓など、体を動かす大事な材料。

だから、作れなくなると体のあちこちの働きが落ちてしまい、

「体の疲れ」として感じるのです。


ストレスが関わるとどうなる?

ここで登場するのが「ストレス」です。

ストレスを受けると、脳から

  • コルチゾール(炎症を抑えるホルモン)

  • アドレナリン(体を元気にするホルモン)

が出ます。

これによって「疲労感」が和らぎ、「まだいける、もう少し頑張れる」と思えるようになります。

つまり、適度なストレスは悪いものではなく、むしろ私たちにとって必要な刺激なんです。


ただし無理のしすぎは危険!

ここで注意が必要です。

ストレスが抑えてくれるのは「疲労感」だけ。

実際の「体の疲れ」はそのまま積み重なっていきます。

頑張り続けると、ある日ホルモンが出なくなり、

今まで抑えられていた疲労感が一気にあふれてしまいます。

そうなると、体が動かなくなって倒れてしまうことも…。

最悪の場合「過労死」につながることもあるんです。


疲れを回復させるには?

ではどうすれば良いのでしょうか?

  1. 休養をとる

     → しっかり寝る・横になることで体の修復が進みます。

  2. 軽い運動

     → 軽い散歩やストレッチ、ハイキング程度でOK。

     血流がよくなり、疲労を回復させる物質が出やすくなります。

  3. 栄養ドリンクに頼りすぎない

     疲労感が減るだけで、本当の体の疲れは取れません。

大事なのは、**「ちゃんと疲れて、ちゃんと休むこと」**なんです。


まとめ

  • 疲れには「疲労感」と「体の疲れ」の2種類がある

  • ストレスは疲労感を減らして頑張れるようにしてくれる

  • でも体の疲れはそのまま残るので、休養と軽い運動が大切

もし「なんとなく疲れが抜けないな」と感じる方は、

無理せず体を休めたり、軽く体を動かしてみてくださいね。

監修:柔道整復師 小國良成