猫背が原因の不調はもうおさらば!4つの改善方法とは?
こんにちは。
神戸市北区にあります。小国整骨院の小國です。
当院には、肩凝りや腰痛でご来院される方が多いですが
そんな中でも猫背が原因で慢性的な肩凝り腰痛を抱えている方もいらっしゃいます
そこで、今回は猫背を改善する方法をご紹介いたします
猫背による不調からおさらばできるように参考にしていただけましたら幸いです。
猫背が原因の不調
猫背になると胸郭(頬骨、肋骨、胸椎で構成されたもの)の動きが悪くなり背中の筋肉は緊張状態になり背部の筋肉が張ってきます。
胸椎が動かない分、頸椎や腰椎は過剰に動き、背骨の関節や椎間板、筋肉にも負担が増大し首痛や肩こり、腰痛を起こします。
また、胸や肺が圧迫されることにより
呼吸が浅くなり体内への酸素の供給に悪影響を与え疲れやすくダル重いなんてことにもつながります。
猫背の原因
運動不足や筋力の低下
姿勢の悪さ
ストレス
肥満
背骨の形状異常
加齢
長時間の座り仕事やスマートフォンやパソコンの使用など
猫背を改善する方法
胸郭の動きの改善
胸郭の動きをよくするには肋骨の動きをよくすることです。
①胸郭周辺の皮膚の動きをよくする
濡れたシャツを着ているとまとわりついて動きが制限されるのと同じで、皮膚の伸長性が悪いと動きにくくなります。
猫背でいるとみぞおち辺りの皮膚の伸長性が悪くなっていることが多い
そこで体側から前(みぞおちあたりに)皮膚を寄せて体を反らすと動きやすくなり胸郭の動きも改善してきます。
②深呼吸
時々、大きく深呼吸することにより胸郭を動かします。
息を吸うときに肋骨を持ち上げる意識を持つ
息を吐くときは「フー」と細く長く吐く
特にデスクワークなど同じ姿勢を続けている場合は、こまめにしてみてください。
姿勢の改善
肩甲骨が後ろにさがると胸が伸びやすくなり姿勢が良くなります
①肩甲骨のトレーニング
手のひらを出来るだけ外に向けるように捻じったら肩甲骨が背骨に寄ってきます。
最も寄せたところで肩甲骨の内側に力をいれて、顔もそちらを向き、その位置を10秒キープします
両方とも3回繰り返します
肩甲骨の内側に力を入れることで胸の前の筋肉が緩み肩甲骨が後に戻ります。
骨盤の後傾後傾の改善
猫背の場合、座位の時に骨盤が後傾(後ろに倒れている)ことが多いです。
そこで骨盤を立てるように坐骨(座った時に座面に当たっている骨)で支えます
①坐骨で支えるトレーニング
お尻歩き
座ったままで坐骨で前に後ろに歩きます
椅子で行ってもOKです。
まとめ
猫背は様々な要因によって起こって、様々な症状の原因となります。
猫背を改善するためには、胸郭の動きを良くして正しい姿勢を保つことが重要です。
今回は、猫背を改善する方法を4つお伝えいたしました。
また、予防策として注意していただきたいのは
・視線が下がると背中がまるくなり猫背になるので視線を上げる
・仕事場の環境など、工夫して作業しやすい環境を作れると良いですね。
・それが困難な場合は、同じ姿勢が続かないようにこまめに姿勢を変える。
・深呼吸をする
それでも、続く体の不調は、他にも原因があるのかもしれません
そのような場合は、お近くの整骨院や医療機関にご相談くださいませ。
お近くの方は当院にご相談くださいませ。
監修:柔道整復師 小國良成