コロナ禍における熱中症対策2022
こんにちは、神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
昼間は、随分と暑くなりましたね。
昨日のニュースで、神戸の小学生が熱中症で搬送されたと伝えていました。
最近、運動をしていて熱中症で倒れたというニュースが増えてきました。
そこで、今回は厚生労働省が勧めるコロナ禍における熱中症への対策について書いてみました。
ご参考にしていただければ幸いです。
熱中症になった原因として考えられるのは
- 熱さによる耐性がまだできていない
- 運動不足による体力の低下
- マスクの着用
コロナ以前は、季節の移り変わりを通勤や通学時、休日の行楽などに肌で感じていましたが自粛生活やリモートワークで外出することが減ったために、気温の変化についていけてない方が多いようです。
同じように外出する機会が減ると運動をする機会も減りますので体力も低下しているようです。
そこで厚生労働省の熱中症の予防で進めているのは
熱さに備えた体づくりと日ごろからの体調管理に気を付けましょう
熱さに備え、暑くなり始めの時期から、無理のない範囲で適度な運動
適度な運動とは
「やや熱い環境」で「ややきつい」と感じる強度で30分程度
水分補給は忘れずに
健康チェック
毎朝など定時の体温足底と健康チェック
体調が悪い時は、無理せず自宅で静養
暑さ対策、当院のお勧めは
体の機能で暑さを調整するのは、汗をかくことです。
そこで、お風呂に浸かることをお勧めしています。
特に、これからの季節、室内は冷房が入り、外は暑いとなると自律神経の働きも狂いがちです。
お風呂で汗をかくようにして体温調節がしっかりとできるようにしておきましょう。
また、疲労回復にも効果的ですし、冷房の中でデスクワークなど動きが少ないと下半身が冷えます。
冷えは万病の元です。それを回復するにも効果的です。
シャワーで済まさず、お風呂に浸かることをお勧めします。
マスクの着用について
外を歩くときは、よほどの人ごみでなければマスクを外しましょう!
マスクを着用していて体温が36.0℃だったとしても、マスクの内側は40.0℃以上に上がってしまいます。
長時間着けっぱなしのマスクの内側は、サウナ状態に。熱い空気は息苦しいので、
自然に深呼吸をするようになります。 深呼吸は横隔膜などの大きな筋肉を動かすので、
体が熱を生み出し、吐く息の温度も上がります。 吐く息の温度が上がると熱中症を
引き起こしやすくなります。
水分補給について
水分補給に、コーヒーや緑茶などはカフェインが入っており利尿作用があるため、
水分補給には適していません。
飲んでも構わないですが水分補給としてカウントしない方が賢明です。
逆に食事の際のお味噌汁などは、塩分もあり熱中症対策の水分補給としては最適です。
詳しく知りたい方は、こちらから
室内の換気
こまめな換気が必要です。
家庭用エアコンは室内の空気を循環させるだけで換気は行っていません。
熱中症の対策は、室温だけでなく湿度もちゅういが必要です。
室温28度、湿度60%以上ならエアコンを使いましょう。
詳しく知りたい方は
知っておきたい熱中症に関する大切なこと
- 熱中症アラート発令中は運動中止
- 高齢者は特に熱中症に注意
- 高齢者の熱中症は自宅で発生している。(夜間、エアコンを切って就寝して熱中症になるケースもありますので室温、湿度にご注意を)
- 高齢者、子供、障碍者の方は熱中症のリスクが高いので周囲からの声掛けを!
まとめ
熱中症は、場合によれば死につながることもあります。
もしも、熱中症が疑わしい人がいたら
①涼しい環境に移動
②体温を下げる
③水分、塩分の補給
④場合により医療機関へ搬送です。
また、新型コロナウイルスと症状が類似していることがあり感染の可能性があることは頭に入れておきましょう。
しかし一刻を争う場合があるのは熱中症であることも覚えておきましょう。
屋内での発症や就寝時の発症が増えています。高齢者は体温感覚が鈍くなっていたり、エアコンを嫌う方がいらっしゃいますが積極的にエアコンを利用し快適な環境で過ごしましょう
喉が乾いてからではなく、定期的に水分補給をしましょう。
監修:柔道整復師
小國良成