保母さんの腰痛

当院には、なぜだか保母さんがたくさん来られています。

特に紹介で繋がっているわけではないのですが…

子供の面倒をみるって凄くパワーが入りますよね、

我が子でも大変だと思うのにそれを毎日、何人もみているなんて、

保母さんは改めて凄いと思いますよね。

そんな保母さん達が当院に来られる理由は肩凝りと腰痛です。

ある調査によると腰痛は保母さんの2人に1人が訴えるほどで職業病と言っても過言ではありません!

そこで今回は、保母さんと腰痛について書いてみました。

同じように腰痛でお困りの保母さんや育児中のママさんの参考になれば幸いです。

 

保母さんの腰痛の原因

仕事柄

子供に合わせた椅子や机だったり、

しゃがみ込んだり、

子供に目線を合わせるため前屈みで対応すること多いそうです。

もちろん、抱っこすることも多く、抱え上げるときや抱きっぱなしになると背中や腰にくるようです。

また、子供が昼寝をして休憩出来れば良いですが、

書類や壁面、行事物の作成など事務仕事におわれるそうで同じ姿勢が続くと腰にくるようです。

対象方法

セルフケア

①温める(冷えないように注意する、入浴)

入浴することで 血流が改善されると老廃物の除去をして酸素や栄養を運んで疲労を回復します。

筋の緊張をゆるめ、関節や筋肉が動き易くなると腰痛も緩和していきます。

 

②腰背部のストレッチ(1)

猫の体操

1.四つん這いにになり、おへそを見ながら背中を上方へ最大限に持ち上げます。(呼吸をして10秒静止)

2.視線は上を向き、お腹を床に最大限、降ろしていきます(10秒静止)

これを3回繰り返す

 

 

 

 

 

 

 

 

腰背部のストレッチ(2)

ストレッチタオル

バスタオルを丸めて細長くして、その上に背骨を置くように寝転びます(90秒)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③骨盤回し

腰骨にてうを当てて骨盤を 前、右、後ろ、左の順に動かしていきます

慣れてきたら円を描くように動かしていきます 反対方向にも動かしていきます。 (5周ずつ)

 

 

 

 

 

 

使い方の注意!

腰痛を起こしやすい使い方で

ひざを伸ばしたままで頭を下げて、腰から曲げて下の物をを拾ったり、子供を抱き上げたりすることはNGです!

両足を広げてお尻を落としひざを曲げて使います!

特に女性の場合、両足を横に開いて使う意識がないのでしっかりと開きましょう。

朝の洗顔時も同じように使い方に注意しましょう。

 

まとめ

保母さんの腰痛は、疲労の蓄積からくることが多いようです。

お風呂で疲労の回復を図りセルフケアをしていただければと思います。

今回のブログの中で一番参考にしていただきたいのは使い方です。

この物を拾い上げる動作、抱き上げる動作は頻回にされると思いますが、

ひざや股関節を使わずに腰から腕を使って行うとぎっくり腰も起こしやすいですので

参考にしていただければ幸いです。