ゴルフ中の腰痛の原因と、その対策
こんにちは。神戸市北区にあります。
小国整骨院の小國です。
気候が良くなって、ゴルフにいかれる方も増えているのではないでしょうか?
当院の患者さんでも、ゴルフにいかれる方が増えています。
そんな中、先日ご来院いただいた患者さんは、プレイをしていると、だんだんと腰が痛くなり、最後までゴルフができなかったそうです。
幸い大事には至らず、歪みを取り、お体のバランスを整えると腰の痛みは、かなり軽減しました。
楽しいはずのゴルフが、突然の腰痛でつまらなくならないために、今回のブログをご参考にして頂けますと幸いです。
ゴルフ中に腰痛を起こす原因とは
ゴルフをしていて腰痛を起こす場合、筋肉由来のものが多いです
それを起こす原因となっているのは、以下の3つが原因です。
①準備運動不足
②体のバランスが崩れてくる
③疲労とオーバーワーク
①準備運動不足
コースに出てショットやパットの練習はするのに、ウォーミングアップが足りてない場合がよくあります。
しっかりスイングが出来るように、体の可動域を拡げましょう。
②体のバランスが崩れてくる
どうしても同じ方向で捻ることが続くので、体のバランスが崩れてきます
時々反対でもスイングをすることで、体のバランスを整えましょう。
③疲労とオーバーワーク
コースを回っていると、疲労が蓄積されてきます。特に足や腰、背中などに疲労が溜まってきます。
そんな中でコースに出ると力が入り、いつも以上の力がかかって痛めてしまいます。
終盤をはじめ、合間にストレッチなどケアをしてあげましょう。
対策(セルフケア)
スイングをする際に股関節の可動性が重要になってきます
股関節の可動範囲が狭いと腰が代償し負担がかかってきます
そこで股関節のストレッチをご紹介いたします
股関節のストレッチ①
股関節(腸腰筋)の前の筋肉を伸ばします
足を前後に開き後ろ脚のひざを床に下ろします
後ろ脚の股関節の前を心地よく10秒間伸ばします。
このストレッチをすることで股関節の前が伸びやすくなり
立ち上がり時など体が伸ばしやすくなります
股関節のストレッチ②
股関節の外側の筋肉(中殿金)を伸ばします
椅子に座って左足を右のひざの上に乗せます
身体を前に倒すと左の股関節の外側(左臀部)
がストレッチされます
反対も同様にストレッチします
股関節のストレッチ③
股関節を内側に捻りやすくします
右足は伸ばし、左のひざを曲げて左ひざを内側に倒していきます
すると左の臀部がストレッチされます
背中の筋肉(広背筋)のストレッチ
クラブを両手で持ち上げて横に倒していきます
すると体幹の外側部がストレッチされます。
逆スイング
右打ちの場合、左でスイングすることでバランスを整えます。
※ストレッチはあえて何秒、何回とは書いていません。
運動前は「じわっー」と伸ばすより、少し強めで断続的に「キュウっ、キュウっ」とストレッチをしてください
まとめ
ゴルフをしていて腰痛になってしまったら無理は禁物です。
そうならないために、
しっかりと準備を整えておくことが大切です。
また、これからの季節は、熱中症にも注意が必要です。
患者さんからは、
●コースの途中で飲み物が無くなって熱中症になりかけた
●ゴルフ後、仲間と別れて車に乗り込んでから熱中症で動けなくなり危険な目にあった
など、ゴルフでの熱中症のお話を伺いました。
誰にでも起こり得ることですので
しっかりと対策をしてくださいね。
腰痛が気になって大好きなゴルフが満足にできないとお困りでしたら当院に、ご相談くださいませ。
監修:柔道整復師
小國良成