エアコン冷えで関節が固まる?意外と多い「関節痛」対策
こんにちは、
小国整骨院の小國良成です。
6月に入って気温がぐんぐん上がってきましたね。
いよいよエアコンが必要な季節ですね。
でも、患者さんからよくこんなお声を聞きます。
「座っていると、ひざが固くて動かしにくい…」
「朝、腰が重たくてつらいんです」
「関節がギシギシする感じがする」
実はこれ、エアコンの冷えが原因になっていることが少なくありません。
そして、ご高齢の方に多いのですが「暑さを感じにくい」方や「エアコンが嫌い」という方がエアコンを使わないという方も結構いらっしゃいます。
しかし、これは熱中症の観点からとても危険です!
そこで、これからの時期、エアコンを使っていく中で関節痛など体の不調を防ぐ為にこのブログを参考にしていただければ幸いです。
冷えと関節痛、どんな関係があるの?
エアコンの冷たい風が体に直接あたると、「気持ちいい」と感じるかもしれません。
しかし、その風が足元や腰まわりを冷やすことで、血の流れ(血行)が悪くなり、筋肉や関節が固まりやすくなってしまうんです。
特に、ひざ・腰・足首の関節は冷えの影響を受けやすい場所です。
💡どうして血行が悪くなると関節が痛くなるの?
血の流れが悪くなると、体に必要な酸素や栄養が届きにくくなります。
また、筋肉の中に疲れや老廃物が溜ってしまい、痛みやこわばり(固さ)を感じるようになります。
これは、寒い日に体がガチガチに固くなるのと同じです。
夏の始まりでも、体の中は「冷え」によって冬と同じような状態になってしまうんですね。
冷えやすい人の特徴
- クーラーの風が直接あたる場所に長時間いる
- デスクワークなどあまり動かない
- 冷たい飲み物やアイスクリームを摂取することが多い
- 靴下をはかずに家で過ごす
- 筋肉量が少ない(女性に多い)
こうした生活習慣があると、体の中からも外からも冷えてしまいます。
今すぐできる!関節冷え対策5選
では、どうすればエアコン冷えによる関節の痛みを防げるのでしょうか?
今日からできる対策を5つご紹介します。
① エアコンの風を直接あてない
風が体に直接あたると、思っているより冷えます。
風向きを天井に向けたり、サーキュレーターで空気を循環させましょう。
② 足元を冷やさない
冷えは下からやってきます。
靴下をはく、ひざ掛けを使う、レッグウォーマーを使うなどして足元の冷え対策をしましょう。
③ 姿勢を変える
動かさないと固まってしまいます。
2~30分に1回は立ち上がって歩いたり、腰を回す・ひざを伸ばすなど、簡単な体操をしましょう。
④ 湯船にしっかり浸かる
夏でもシャワーだけではNG!
毎日とは言いませんが1週間に2~3回は浸かるようにしましょう。
ぬるめのお風呂(38〜40℃)に10分以上入ることで、全身の血行がよくなり、筋肉もほぐれます。
⑤ 冷たいものの取りすぎに注意
アイスクリームや冷たい飲み物ばかりだと、内臓が冷えて体の中からも血行が悪くなります。
常温や温かい飲み物をとり入れましょう。
お勧めは、食事の時に味噌汁やスープを摂りましょう。(内臓を温め、塩分の補給を行います)
整骨院でできる冷え対策とは?
当院では、「冷えからくる関節痛・筋肉のこわばり」に対してこんな施術を行っています。
-
整体による血流の改善、関節の可動域の改善、筋肉のこわばりの解消を図ります
- 微弱電流機器を用いた自律神経の調整
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セルフストレッチ指導や生活アドバイス
まとめ
6月はまだ夏本番ではないのに、エアコンや梅雨の影響で体は意外と冷えています。
その冷えが、知らないうちに関節の動きや筋肉に悪い影響を与えているかもしれません。
- なんだか体が重い
- ひざや腰が動かしにくい
- 朝スッと起きられない
こんな症状が出ていたら、もしかしたら「エアコン冷え」が原因かも?
家で出来る冷え対策を是非、お試しください!
それでも不調を感じるようなら、お気軽にご相談くださいませ。
監修:柔道整復師 小國良成