足底筋膜炎
こんにちは、神戸市北区にあります小国整骨院の小国です。
先日、高校へな入学を控えた女の子が足の痛みでご来院されました。
彼女の悩みは、歩くときに、足の裏が痛いと言うものでした
足を見せてもらうと、立った時に足の指が地面から浮いていました(浮き指)
足の指が浮くことで、足の機能をうまく使えておらず、足底筋膜にストレスがかかったのが原因だと思われます
疲労や身体の機能低下など様々な要因で
足の裏にストレスがかかり痛みで困っている方がいらっしゃるのではと思い、今回は足の裏の痛み、足底筋膜炎について書いてみました。
足底筋膜炎とは
足底筋膜と言う足の裏の厚い腱膜の様な組織に炎症が生じる病気です
主な症状として足底(足裏)に痛みが生じ、歩行や着地時など運動時に痛みが激しくなることがあります。
足底筋膜に痛みが発生する原因
足底筋膜は、かかとの骨から足指の骨に向かって広がる帯のような組織で
歩行や走行時に足部に体重がかかった際に
足のアーチを保持する役割がある。
歩行時のかかとが地面から離れる時や静止時に足指を地面から離した時に足底筋膜が巻き上げられ足底の剛性が高くなるが、足底筋膜は強い伸張ストレスをうけることになり、疼痛が発生します。(足底筋膜炎)
足底筋膜のかかとの骨にある付着部には、牽引力が作用して骨棘が形成されることもある。
足底筋膜炎発症の危険因子
○長時間の立ち、仕事
○肥満
○足関節の背屈制限(爪先を上げる方向に足関節を曲げる)
○扁平足、ハイアーチ
当院での足底筋膜炎の治療
体に歪みがあり、片側への荷重が強いことがあるので
体の歪みを整えてバランスを整える
股関節、ひざ関節、足関節、足部の関節の可動性が悪くなり負担が足底筋膜にかかっていることがあるので可動性の改善を図る
テーピングで足底筋膜への負担を軽減する