後に曲げて痛い腰痛

腰痛と言ってもその発生原因は様々で、

なんと、腰痛の85%が、その原因がハッキリとわからないと言われています。

今回は、そんな腰痛の中でも痛みを引き起こす動作から腰痛を考えていきたいと思います。

 

後に曲げると痛みが出る場合

足を肩幅に広げ、体を後ろに倒していきま、股関節や背骨の可動性や痛みの有無を確認していきます。

後に曲げて痛みがある方の特徴として、骨盤が前傾している(いわゆる反り腰)で後ろに倒すときに腰から曲がろうとして股関節の動きが少ない。

 

この時痛みがあると以下の障害を疑います

 

 

 

①椎間関節障害

背骨の後ろにある関節部分が後ろに曲げることにより負荷がかかり障害されます

特に腰椎の下部(Ⅼ5/S1,Ⅼ4/Ⅼ5)は可動性があり負荷がかかります。

 

②椎弓疲労骨折(腰椎分離症)

成長期にスポーツ(野球、バレーボール、サッカー、ゴルフなど)で捻じる動作を繰り返すことで腰骨の椎弓という部分に負担がかかり疲労骨折を起こします。

 

③筋筋膜性腰痛

後に曲げた時の筋内圧の上昇や

筋とその周辺組織との滑走障害により痛みが誘発されます。

④仙腸関節障害

前に曲げても痛みが誘発されますが

後ろに曲げても痛みが誘発されることもあります。

股関節の動きが少ないと仙腸関節にそのしわ寄せがかかってきます

 

 

後ろに曲げると痛い方は股関節が後ろに動きにくく、腰で曲げようとする傾向があり

腰や骨盤に負担がかかっています。

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